「道」1954年 伊 監督:フェデリコ・フェリーニ
La Strada
頭の弱いジェルソミーナは、夫ザンパノの女と酒、暴力三昧の生活で自信を失い、何度も彼のもとから逃げようとする。そんな時、ある青年に出会う。ジェルソミーナは彼によって勇気づけられ、夫と生きていくことを決心する。しかし、ザンパノが青年を殺してしまったことから、事態は変わっていく…。
このフェリーニの名画を観賞するのは30年ぶりぐらいだろうか・・・
フェリーニ初体験がこの作品。一般的には初体験としての選択は間違いのないところなんだろうけど。
私はダメでした。このためフェリーニ作品へ興味を持つのが遅れてしまったほど。
久しぶりに観ると、なるほど確かに名画であることは理解できる。
でも、やっぱり、おつむのちょっと弱いジェルソミーナを演じるジュリエット・マシーナの無声映画っぽい演技がどうもいけない。
まるでハーポ・マルクスじゃないのさ。ハーポは大好きだけどジェルソミーナは嫌。ただそれだけ。
綱渡りの奇人から勇気付けられ自分の価値をちょっと信じてみるジェルソミーナは悪くないんだけれどねぇ。
粗暴なザンパノの怪力男芸。
大道芸やサーカスの世界はフェリーニに欠かせない要素。
ニーノ・ロータの曲は間違いなく名曲。
洗濯物を干しながらついつい口ずさんでしまうほど、心に沁みる曲。劇中での作曲者は綱渡りの奇人。ミニヴァイオリンで奏でる旋律にジェルソミーナのトロンボーン。
Nino Rota 映画「道」 La Strada ~ Gelsomina
久しぶりに観て、そんなに悪く言うこたぁ無いようにも思ったけれど・・・
フェリーニ作品では最もストーリーを追いやすい作品なのに、一番好きじゃない作品である事には変わりなかった。
早稲田松竹
La Strada
頭の弱いジェルソミーナは、夫ザンパノの女と酒、暴力三昧の生活で自信を失い、何度も彼のもとから逃げようとする。そんな時、ある青年に出会う。ジェルソミーナは彼によって勇気づけられ、夫と生きていくことを決心する。しかし、ザンパノが青年を殺してしまったことから、事態は変わっていく…。
このフェリーニの名画を観賞するのは30年ぶりぐらいだろうか・・・
フェリーニ初体験がこの作品。一般的には初体験としての選択は間違いのないところなんだろうけど。
私はダメでした。このためフェリーニ作品へ興味を持つのが遅れてしまったほど。
久しぶりに観ると、なるほど確かに名画であることは理解できる。
でも、やっぱり、おつむのちょっと弱いジェルソミーナを演じるジュリエット・マシーナの無声映画っぽい演技がどうもいけない。
まるでハーポ・マルクスじゃないのさ。ハーポは大好きだけどジェルソミーナは嫌。ただそれだけ。
綱渡りの奇人から勇気付けられ自分の価値をちょっと信じてみるジェルソミーナは悪くないんだけれどねぇ。
粗暴なザンパノの怪力男芸。
大道芸やサーカスの世界はフェリーニに欠かせない要素。
ニーノ・ロータの曲は間違いなく名曲。
洗濯物を干しながらついつい口ずさんでしまうほど、心に沁みる曲。劇中での作曲者は綱渡りの奇人。ミニヴァイオリンで奏でる旋律にジェルソミーナのトロンボーン。
Nino Rota 映画「道」 La Strada ~ Gelsomina
久しぶりに観て、そんなに悪く言うこたぁ無いようにも思ったけれど・・・
フェリーニ作品では最もストーリーを追いやすい作品なのに、一番好きじゃない作品である事には変わりなかった。
早稲田松竹