「チャッピー」2015年 米 監督:ニール・ブロムカンプ
2016年、南アフリカ。ディオンは、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。しかし、世界でも有数の危険地帯ヨハネスブルクに巣食うストリートギャングにチャッピーと一緒に誘拐されてしまう。起動したばかりで子供のように純粋なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちと接し、彼らから生き抜くためのスキルを学んでいく。圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、バッテリー残量が5日分しかなく……。
この映画面白そうなんだけど、観に行くかどうかはかなり迷っていた。自分の常としてこのパターンは結局スルーという運命。
ところが・・・ちいとも知らなかったのですが南アフリカのラッパー、Die Antwoordのヨー・ランディが出演しているというのを知り、すかさず劇場に走りましたな。
昨年、偶然に知る事となったDie Antwoord。そのPVではずい分笑わせてもらったもんです。
DIE ANTWOORD (OFFICIAL)
映画は面白かったですね。「第9地区」も今度見てみようと思いました。
よくあるAI搭載ロボットの話は「ピノキオ」であり、個人的には昔、珍しく劇場で観た「ショート・サーキット」を思い出しました。
多部未華子の「ヒノキオ」なんかもそうだし、「フランケンシュタイン」も。
造形的には日本アニメ「パトレイバー」とか「甲殻機動隊」の影響もありそう。よく知らないんだけど、これは知ったかぶり。
SFバイオレンスアクションでありながら教育映画。
「少児は白き糸の如し。上手いこと言ったもんですな・・・」と、藪入りに入りそう。
子供は育った環境によっていかようにも変わる。
チャッピーのパパとママは最底辺のジャンキー。悪い言葉を覚えたり、よたった歩き方を真似してみたり、スラムのガキには苛められ・・・、それでもチャッピーは決して心までも腐ったりはしない。それは何故なのか。
後半、大アクションの末に見せる想定外のニンジャとヨランダの熱き行動にその答えが見えるかもしれない。
チャッピーの一挙手一投足(モーション・キャプチャー)が可愛くて、中盤かなり感情移入させられるもんで、危うく泣きそうになる場面も。
それでも落涙を踏み留められるのは終始ドカンドカンと大音響とうるさいBGMのせいかもしれない。でも、これは自分的にはとても助かる。
とにかく騒がしい映画。爆音上映向き。
創造者やダディはチャッピーの成長ぶりが想定外だったために、彼らの浅はかな行動がチャッピーの悲劇を生む・・・
さて、ニンジャとヨランダ。
俳優として出ているだけかと思いましたが、ちゃんとDie Antwoordの曲がところどころに使われています。
演技に関してはPVの方が上かも。
しかし、気になるやつらではあります。
ヒュー・ジャックマンのムキムキぶりがキモいのと、出てくるだけで役目を果たしちゃうシガニー・ウィーパーにもビックリ。彼女、たいした事はしてないです。
ラストでのヨ・ランダのロボット造形がアレであるならチャッピーの造形の必然性が薄らぐけど・・・
チャッピー造形の方が好きです。
ユナイテッド・シネマ浦和
2016年、南アフリカ。ディオンは、世界初の自身で感じ、考え、成長することができる人工知能搭載ロボットのチャッピーを開発する。しかし、世界でも有数の危険地帯ヨハネスブルクに巣食うストリートギャングにチャッピーと一緒に誘拐されてしまう。起動したばかりで子供のように純粋なチャッピーは、ストリートギャングのメンバーたちと接し、彼らから生き抜くためのスキルを学んでいく。圧倒的スピードでさまざまな知識を吸収していくものの、バッテリー残量が5日分しかなく……。
この映画面白そうなんだけど、観に行くかどうかはかなり迷っていた。自分の常としてこのパターンは結局スルーという運命。
ところが・・・ちいとも知らなかったのですが南アフリカのラッパー、Die Antwoordのヨー・ランディが出演しているというのを知り、すかさず劇場に走りましたな。
昨年、偶然に知る事となったDie Antwoord。そのPVではずい分笑わせてもらったもんです。
DIE ANTWOORD (OFFICIAL)
映画は面白かったですね。「第9地区」も今度見てみようと思いました。
よくあるAI搭載ロボットの話は「ピノキオ」であり、個人的には昔、珍しく劇場で観た「ショート・サーキット」を思い出しました。
多部未華子の「ヒノキオ」なんかもそうだし、「フランケンシュタイン」も。
造形的には日本アニメ「パトレイバー」とか「甲殻機動隊」の影響もありそう。よく知らないんだけど、これは知ったかぶり。
SFバイオレンスアクションでありながら教育映画。
「少児は白き糸の如し。上手いこと言ったもんですな・・・」と、藪入りに入りそう。
子供は育った環境によっていかようにも変わる。
チャッピーのパパとママは最底辺のジャンキー。悪い言葉を覚えたり、よたった歩き方を真似してみたり、スラムのガキには苛められ・・・、それでもチャッピーは決して心までも腐ったりはしない。それは何故なのか。
後半、大アクションの末に見せる想定外のニンジャとヨランダの熱き行動にその答えが見えるかもしれない。
チャッピーの一挙手一投足(モーション・キャプチャー)が可愛くて、中盤かなり感情移入させられるもんで、危うく泣きそうになる場面も。
それでも落涙を踏み留められるのは終始ドカンドカンと大音響とうるさいBGMのせいかもしれない。でも、これは自分的にはとても助かる。
とにかく騒がしい映画。爆音上映向き。
創造者やダディはチャッピーの成長ぶりが想定外だったために、彼らの浅はかな行動がチャッピーの悲劇を生む・・・
さて、ニンジャとヨランダ。
俳優として出ているだけかと思いましたが、ちゃんとDie Antwoordの曲がところどころに使われています。
演技に関してはPVの方が上かも。
しかし、気になるやつらではあります。
ヒュー・ジャックマンのムキムキぶりがキモいのと、出てくるだけで役目を果たしちゃうシガニー・ウィーパーにもビックリ。彼女、たいした事はしてないです。
ラストでのヨ・ランダのロボット造形がアレであるならチャッピーの造形の必然性が薄らぐけど・・・
チャッピー造形の方が好きです。
ユナイテッド・シネマ浦和