「青い体験」1974年 伊 監督:サルヴァトーレ・サンペリ
MALIZIA
呉服商を営むイグナツィオの妻が急死。残されたのは3人の息子たち。イグナツィオ一家は妻の葬儀と埋葬を終え、自宅に戻って来ると、出迎えたのは見ず知らずの女性アンジェラであった。聞くとアンジェラは妻が生前申し込んでいた家政婦であり、今日斡旋所から派遣されて来たのだという。 家族を失って気落ちしていた一家の人々は、美人で気立てのいいアンジェラをすっかり気に入ってしまう。 アンジェラもまた一家を励まそうと精力的に尽くした。やがて、その姿に感心したイグナツィオはアンジェラに妻になってもらおうと結婚を申し込むが、一家の次男ニーノもまたアンジェラには特別な感情を抱いていた。
主演ラウラ・アントネッリの逝去によって、死ぬまでに一度は観ないと後悔間違い無しと思いつつ、後回しにしていた本作を漸く借りて観る事にした。
こういうのをある意味「馬鹿は死ななきゃ解らない」と言う。![]()
訃報 ラウラ・アントネッリ
我々世代の多くは、このラウラを女神と奉り憧れたもんだが、乗り遅れた者として、果たして今さら観てどうなんだろうか。![]()
画像探訪で既に見惚れてしまったラウラ・アントネッリはやはり美しく、可愛いく、それでいて気品も備えたセクシーさ。これだけでも観て損は無い。![]()
窓拭きのガーター、パンチラは数あるパンチラシーンの中でも極めて珠玉。宝物のようなものです。![]()
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本棚ではあまり良く見えません・・・
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それにしてもやはり、これはニーノと同世代の頃に盗み観て心と股間をときめかせて観ている体験が重要。
今さらオヤジが初体験するのは正しい観賞法とは言えない。
ニーノに感情移入するよりも親父さんの方に移入してどうする?![]()
恐妻家であり、鉄の母親の前では一言もない男。
まず神父との関係が面白い。葬儀で神父の言葉にいちいち反応するのは、結婚式でも同様。
それでも30も違う美しい手伝いに手を付けて後妻にするんだから羨ましい。例え息子に先を越されてもだ。![]()
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結局、アンジェラは謎のエロ女だよな。それまで不遇であった事は想像できるが、いったいどういった神経なのか。彼女の過去に興味が沸く。
ニーノの紙屑攻撃プレイが楽しそう。![]()
原題のMaliziaという言葉は「悪意」だが、今や、サッカー用語としてお馴染。ニーノの悪意でありましょうが、サッカー用語的ニュアンスではアンジェラのい方がMaliziaかな。![]()
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太っちょと裸を覗くあたりから退屈してしまったけれど、号泣罵倒から哄笑鬼ごっこ、強チンへの流れのクライマックスは見事。![]()
ニーノの成長が解りやすいのもポイント。![]()
いいケツしている未亡人がちょっと哀れ・・・![]()
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直前に聞いていた自転車娘は太っちょの姉でサービス要員の域だが、ご馳走様です。ピチピチの黄色いセーター。やはりイタリアの自転車は良いですね。![]()
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ラウラの魅力に負う所は多いものの、それだけではないイタリア映画としての美的感覚は感じられる。音楽も良く頭から離れなくなる。![]()
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続もそのうち行ってみよう。![]()
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MALIZIA
呉服商を営むイグナツィオの妻が急死。残されたのは3人の息子たち。イグナツィオ一家は妻の葬儀と埋葬を終え、自宅に戻って来ると、出迎えたのは見ず知らずの女性アンジェラであった。聞くとアンジェラは妻が生前申し込んでいた家政婦であり、今日斡旋所から派遣されて来たのだという。 家族を失って気落ちしていた一家の人々は、美人で気立てのいいアンジェラをすっかり気に入ってしまう。 アンジェラもまた一家を励まそうと精力的に尽くした。やがて、その姿に感心したイグナツィオはアンジェラに妻になってもらおうと結婚を申し込むが、一家の次男ニーノもまたアンジェラには特別な感情を抱いていた。
主演ラウラ・アントネッリの逝去によって、死ぬまでに一度は観ないと後悔間違い無しと思いつつ、後回しにしていた本作を漸く借りて観る事にした。
こういうのをある意味「馬鹿は死ななきゃ解らない」と言う。

訃報 ラウラ・アントネッリ
我々世代の多くは、このラウラを女神と奉り憧れたもんだが、乗り遅れた者として、果たして今さら観てどうなんだろうか。

画像探訪で既に見惚れてしまったラウラ・アントネッリはやはり美しく、可愛いく、それでいて気品も備えたセクシーさ。これだけでも観て損は無い。

窓拭きのガーター、パンチラは数あるパンチラシーンの中でも極めて珠玉。宝物のようなものです。


本棚ではあまり良く見えません・・・


それにしてもやはり、これはニーノと同世代の頃に盗み観て心と股間をときめかせて観ている体験が重要。
今さらオヤジが初体験するのは正しい観賞法とは言えない。
ニーノに感情移入するよりも親父さんの方に移入してどうする?

恐妻家であり、鉄の母親の前では一言もない男。
まず神父との関係が面白い。葬儀で神父の言葉にいちいち反応するのは、結婚式でも同様。
それでも30も違う美しい手伝いに手を付けて後妻にするんだから羨ましい。例え息子に先を越されてもだ。


結局、アンジェラは謎のエロ女だよな。それまで不遇であった事は想像できるが、いったいどういった神経なのか。彼女の過去に興味が沸く。
ニーノの紙屑攻撃プレイが楽しそう。

原題のMaliziaという言葉は「悪意」だが、今や、サッカー用語としてお馴染。ニーノの悪意でありましょうが、サッカー用語的ニュアンスではアンジェラのい方がMaliziaかな。


太っちょと裸を覗くあたりから退屈してしまったけれど、号泣罵倒から哄笑鬼ごっこ、強チンへの流れのクライマックスは見事。

ニーノの成長が解りやすいのもポイント。

いいケツしている未亡人がちょっと哀れ・・・


直前に聞いていた自転車娘は太っちょの姉でサービス要員の域だが、ご馳走様です。ピチピチの黄色いセーター。やはりイタリアの自転車は良いですね。


ラウラの魅力に負う所は多いものの、それだけではないイタリア映画としての美的感覚は感じられる。音楽も良く頭から離れなくなる。






続もそのうち行ってみよう。


