「ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」1982年 米 監督:ハル・アシュビー
世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」が1981年に行った全米ツアーの模様を収めたライブ・ドキュメンタリー。風船や花火を使ったド派手なステージ演出し、会場を埋め尽くす大観衆の熱気を、20台のカメラとヘリコプターによる空撮を駆使して映し出す。
1981年、世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」は大規模な全米ツアーを敢行。スタジアムを埋め尽くした大観衆の前にメンバーが登場するや、会場は熱狂の渦に包まれる。「アンダー・マイ・サム」から「サティスファクション」まで全25曲が、エネルギッシュなステージ・パフォーマンスと共に披露される。
初めて観たのは公開当初、その頃はまだ珍しかった大型モニターのあるパブで飲みながら立て続けに2回見た。その後深夜TVで放映されたのをビデオで録って、何回も繰り返し観たものだ。ビデオがベータだったので観れなくなって久しい。いつかはDVDかブルーレイを買おうと思っていた物。
この秋ついに1990年のライブ・イン・トーキョーのソフト発売を知って、その前に中古で購入。久しぶりに観たよ。
実を言うと、この映画を見るまで自分の中でローリング・ストーンズの存在はそんなに大きなものではなかった。数枚のシングル盤や初期のLPは持っていたものの好きな洋楽ビッグ・アーティストの一つにすぎなかったんですね。当時は既に興味がロックから離れて行ってジャズを聴き始めていた事もあり、この観賞体験以降、長らく、「もうロックはローリング・ストーンズがあればいい。他はもういらない、ツェッペリンもキング・クリムゾンもどうでも良い」という心境になったものです。
中学の頃に「ギミー・シェルター」は観ていましたが、あの頃は洋楽(ビートルズ)に熱中し始めた頃でもあり、まだピンと来なかったんだな。
未だ来日が実現していなかった当時、こんなものを見せられた日にゃ、そりゃ一度はライブを体感したいと思いますよ。
この映画が無ければ、入手しにくいチケットを必死こいてゲットし東京公演に足を運ぶ、あのエネルギーは生まれなかったでしょうね。
そんな思い入れもあるせいか、久しぶりに観た本作。
その後、ストーンズのライブ映像は多く発売され、映画にもなりましたけれど、やっぱり個人的にこれが一番。
メンバーの年齢も脂が乗ってちょうど良い感じ。
映画としての編集がとても楽しく。舞台裏の見せ方が量的にも曲とのタイミングに於いても絶妙。単なるコンサートを追ったフィルムではありませんからね。それでいて、サウンドの方がオープニングからエンディングまで途切れるこ事なく一気に魅せる。あっと言う間に時間が過ぎていきます。
当時はワイヤレスのエレキに驚いたもんです。今は昔・・・
Time is On My Sideの編集はいつ見ても涙チョチョぎれ(生首、焼身付き)
風船が沸き上がるステージ演出。
狙うカメラで家庭用の小さな画面でも臨場感が伝わり、未だに鳥肌立つシーンがあります。
ライブ会場では味わえないアングルと編集で見に来ている奴らへの妬み心も鎮まるってもの。
娼婦姿の女の人がぞろぞろ出てきて総踊りになるのも巨大風船人形の演出より好きですね。HONKY TONK WOMEN おチビちゃんのショットが微笑ましい。
それでは「ライブ・イン・トーキョー・ドーム」予約しておきましょうかね。通常版で充分でしょ。
THE ROLLING STONES
Mick Jagger (38)
Keith Richards (38)
Charly Watts (40)
Bill Wyman (45)
Ron Wood (34)
世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」が1981年に行った全米ツアーの模様を収めたライブ・ドキュメンタリー。風船や花火を使ったド派手なステージ演出し、会場を埋め尽くす大観衆の熱気を、20台のカメラとヘリコプターによる空撮を駆使して映し出す。
1981年、世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」は大規模な全米ツアーを敢行。スタジアムを埋め尽くした大観衆の前にメンバーが登場するや、会場は熱狂の渦に包まれる。「アンダー・マイ・サム」から「サティスファクション」まで全25曲が、エネルギッシュなステージ・パフォーマンスと共に披露される。
初めて観たのは公開当初、その頃はまだ珍しかった大型モニターのあるパブで飲みながら立て続けに2回見た。その後深夜TVで放映されたのをビデオで録って、何回も繰り返し観たものだ。ビデオがベータだったので観れなくなって久しい。いつかはDVDかブルーレイを買おうと思っていた物。
この秋ついに1990年のライブ・イン・トーキョーのソフト発売を知って、その前に中古で購入。久しぶりに観たよ。
実を言うと、この映画を見るまで自分の中でローリング・ストーンズの存在はそんなに大きなものではなかった。数枚のシングル盤や初期のLPは持っていたものの好きな洋楽ビッグ・アーティストの一つにすぎなかったんですね。当時は既に興味がロックから離れて行ってジャズを聴き始めていた事もあり、この観賞体験以降、長らく、「もうロックはローリング・ストーンズがあればいい。他はもういらない、ツェッペリンもキング・クリムゾンもどうでも良い」という心境になったものです。
中学の頃に「ギミー・シェルター」は観ていましたが、あの頃は洋楽(ビートルズ)に熱中し始めた頃でもあり、まだピンと来なかったんだな。
未だ来日が実現していなかった当時、こんなものを見せられた日にゃ、そりゃ一度はライブを体感したいと思いますよ。
この映画が無ければ、入手しにくいチケットを必死こいてゲットし東京公演に足を運ぶ、あのエネルギーは生まれなかったでしょうね。
そんな思い入れもあるせいか、久しぶりに観た本作。
その後、ストーンズのライブ映像は多く発売され、映画にもなりましたけれど、やっぱり個人的にこれが一番。
メンバーの年齢も脂が乗ってちょうど良い感じ。
映画としての編集がとても楽しく。舞台裏の見せ方が量的にも曲とのタイミングに於いても絶妙。単なるコンサートを追ったフィルムではありませんからね。それでいて、サウンドの方がオープニングからエンディングまで途切れるこ事なく一気に魅せる。あっと言う間に時間が過ぎていきます。
当時はワイヤレスのエレキに驚いたもんです。今は昔・・・
Time is On My Sideの編集はいつ見ても涙チョチョぎれ(生首、焼身付き)
風船が沸き上がるステージ演出。
狙うカメラで家庭用の小さな画面でも臨場感が伝わり、未だに鳥肌立つシーンがあります。
ライブ会場では味わえないアングルと編集で見に来ている奴らへの妬み心も鎮まるってもの。
娼婦姿の女の人がぞろぞろ出てきて総踊りになるのも巨大風船人形の演出より好きですね。HONKY TONK WOMEN おチビちゃんのショットが微笑ましい。
それでは「ライブ・イン・トーキョー・ドーム」予約しておきましょうかね。通常版で充分でしょ。
THE ROLLING STONES
Mick Jagger (38)
Keith Richards (38)
Charly Watts (40)
Bill Wyman (45)
Ron Wood (34)