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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「エボラ・シンドローム ~悪魔の殺人ウイルス~」

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「スーパー・クレイジー極悪列伝」

「エボラ・シンドローム ~悪魔の殺人ウイルス~」1996年 香港 監督:ハーマン・ヤウ

小太りでサエないチンピラのカイは、ボスの女房を寝取ったことで殺されそうになるが、逆上してボス夫婦を殺し、アフリカへと逃亡する。十数年後、アフリカの中華料理店で働くカイは、豚肉を仕入れにサバンナの奥地の村を訪れる。その村はエボラ出血熱に侵されており、そのことを知らずに現地の住民をレイプし、体液を浴びてしまうカイだったが、なんとカイは一千万人に一人のエボラウイルス耐性を持っていた!こうして歩く病原体となってしまったカイは、人々を恐怖のどん底へと陥れる。。。

年末の店浚え。 8月観賞分

観賞時にかなり衝撃的だったし、とても楽しめた作品なんだけれど、何やかやと放置されてしまった。かなり刺激的なのですが月日が経っているので当時の高揚感を思い起こしながら・・・



滅多に見ない香港映画ですけど、このアンソニー・ウォンの大怪演に出会えて多幸感に満たされた感じ。
バイオレンスとグロって事になりますけれど、本作はテーマとして「不衛生」があるためとても好感度が高い事になってます。
「不衛生」にかけちゃこちとら相当な免疫性を持ってして、実際の所、現代日本人の総潔癖性傾向にほとほとうんざりしているので、ドン引くなんて事はなく、兎に角、痛快でありました。お客さん(自分)大喜び状態。

アンソニー・ウォンが病原菌を撒き散らし唾吐きまくる。手鼻や痰、唾、自由に吐き邦題、明るい社会の復権を!
ちょっと風邪ひいたからって、エチケットと称してマスクを強要されるのは困ります。ま、しますけど(シブシブ・・・)
まぁ、バカバカしいったらありゃしないんですけどね。

土人の娘を犯すアンソニー・ウォン、無敵です。
この主人公の行動原則がとても共感を憶えてしまう。ヒーローですね。
エボラ出血熱感染患者の全身ピクピク痙攣卒倒の各人演技も最高。

冒頭ではバイオレンス度の高い猟奇的事件を起こしますが、そこで奇跡的に難を逃れた娘。
成長して、カイに遭遇すると臭いだか本能だかで察知して嘔吐しまくる。この娘さんもとうとう感染という段になる。噛み付かれちゃうわけです。
しかし、感染したという事が解るだけで、この娘は例のピクピク痙攣卒倒演技を見せてくれなかった。そこが。唯一残念なところでした。


あと、カイの元カノはなかなかいいネェーちゃんでした。何て女優かとも思いましたが、どうせ香港女優の名前なんて憶えられないので調べずにやり過ごす。





不衛生映画の金字塔!

ヒューマントラストシネマ渋谷


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