静岡に遠征。伝統の一戦を観て来ました。
静岡高校(春15回・夏24回:優勝1回、準優勝2回)
静岡商高(春6回:優勝1回・夏9回:準優勝2回)
輝かしい伝統を持つ両校の対決は静岡の早慶戦と呼ばれる定期戦も行われているライバル同士。
昨年の夏の準決勝でこのカードが実現すれば遠征しようと思って楽しみにしていたところ、なんと他の準々決勝(知徳VS磐田南)が引分け再試合となり日程が平日にずれてしまうという悲劇。一度は観たいカードという思いが一層強まってました。
春に実現しました。とは言え既にお互い県大会出場を決めた東部地区の準決勝。
静岡県はベスト8で県大会出場が決まるがその後の櫓もしっかり戦い、3位決定戦まである。多分県大会組合せに影響があったりするんだろうけど面白い。本気熱度はどの程度かというところですが伝統の一戦ですから両校気合満々でしょう。
静岡県春季高校野球大会
中部地区
準決勝
静岡VS静岡商
清水庵原球場
朝も早から球場に駆け付けると、「S」の白帽に「SEISHO」の白ウインドブレーカーの静商父母OBの方々が沢山。本日のOB熱はこのところ実力で遅れをとっている古豪静商の方が熱い。
白にワセダ文字の「SEISHO」がカッコ良くて好きなんです。
スタンドに入ると静高野球部後援会有志発行の「浜一版」というA4紙が配布されていたので貰って読む。
隔月発行のようですが、これがA41枚の割に内容充実。美文調の近況とこれまでの静高の戦績が良く解るし、「覇者の記憶」というコラムで大正2年の前橋中学との準々決勝の様子が綴られている。
スターティングメンバー
静岡高校
静岡商高
いよいよ試合開始。
静商の先発・遠藤投手
静高の先発は10番・竹内投手。
ちなみに浜一版によると
「大黒柱の村木は体躯を養生しつつ真摯な練習着実。竹内は鋭い球と感性を育み次第に大試合を想定。」
本日の注目選手、鈴木将平外野手(中堅手・一番・主将)
「鈴木将が全校のマークに立ち向い打ち走り声を掛ける。」(浜一版)
この日は5打席4打数1安打1四球。5打席目にやっと安打が出て、これが相手守備の乱れを誘い追加点の呼び水となりました。
試合は静高が1回表に内野安打の走者をボークで進め4番・稲角選手の適時打で1点先制。
3回にも二死から3番の四球、4番の安打に5番・鈴木嘉が適時打を放ち追加点。
静商も4回裏に反撃。
無死から三塁の失策で5番が出塁、6番投手の遠藤選手が右越二塁打、7番・澤田選手の適時打で1点。
8番・奥村選手の犠飛で同点に追いつくと、9番も安打で繋ぎ1番・須永選手の犠飛でついに逆転。
一気に逆転。この回2本目の犠飛で生還する澤田選手。
試合は面白くなってきました。が、・・・
6回から静高は二番手池谷投手がきっちり抑える。
「左腕池谷の快投が続き、」(浜一版)
この日も続く快投。
7回表の静高
3番の安打を4番が犠打で送る。この日両校犠打失敗が目立った(1回は小飛球が幸運な内野安打になった)が、きっちり決めたのは2安打の4番稲角選手、流石ですね。
すかさず5番・鈴木嘉基選手の適時打で追い付くと、投手のけん制悪送球で三塁へ進み、続いてバッテリー・エラーが出て労せず逆転。
8回、静商も左腕の清水投手に継投。
静高が相手のミスに乗じさらに1点追加。
そのまま5-3で静高の勝利。
互いに犠打ミスや、ミスからの失点が目立ち、県大会へ良い課題が出たという所でしょうか。しっかり修正して欲しいですね。
車の運転をしない者にとって地方球場の観戦はアクセスが問題。
この日はバスの始発を待たず清水駅からタクシーで約1800円。
ほとんどがマイカー観戦の清水庵球場。
イニングの合間に高校生の鶯嬢がしきりに「近隣や農家にご迷惑です。農道、路肩駐車の車の移動をお願いします。」のアナウンス。
観客の入りは約半分ほどなのに、このあり様ですから。
人数の少ない中の大会運営ですから、ファンの倫理は問われる所です。が、それにしてももう少しアクセスなんとかして欲しい。もっと近くまでバス来て欲しいし、本数もね。
輪行も検討中ですが、この道のりはまったくチャリ向き環境じゃなく(狭い道路に登り坂)走る気しません。
気候も良いので帰りはブラブラ徒歩で山を降りましたが清水厚生病院にたどり着きやっと清水駅行きバスに乗る。
しまった!外観写真を撮ってなかった。
第2試合はパスして、午後を清水観光に充てて帰る。新幹線は使わなくても案外充分の近さでしたね。
ちなみに第2試合、東海大静岡翔洋対静清は静清が制し、決勝は静岡対静清となりました。
敗者は3位決定戦に回ります。
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静岡高校(春15回・夏24回:優勝1回、準優勝2回)
静岡商高(春6回:優勝1回・夏9回:準優勝2回)
輝かしい伝統を持つ両校の対決は静岡の早慶戦と呼ばれる定期戦も行われているライバル同士。
昨年の夏の準決勝でこのカードが実現すれば遠征しようと思って楽しみにしていたところ、なんと他の準々決勝(知徳VS磐田南)が引分け再試合となり日程が平日にずれてしまうという悲劇。一度は観たいカードという思いが一層強まってました。
春に実現しました。とは言え既にお互い県大会出場を決めた東部地区の準決勝。
静岡県はベスト8で県大会出場が決まるがその後の櫓もしっかり戦い、3位決定戦まである。多分県大会組合せに影響があったりするんだろうけど面白い。本気熱度はどの程度かというところですが伝統の一戦ですから両校気合満々でしょう。
静岡県春季高校野球大会
中部地区
準決勝
静岡VS静岡商
清水庵原球場
朝も早から球場に駆け付けると、「S」の白帽に「SEISHO」の白ウインドブレーカーの静商父母OBの方々が沢山。本日のOB熱はこのところ実力で遅れをとっている古豪静商の方が熱い。
白にワセダ文字の「SEISHO」がカッコ良くて好きなんです。
スタンドに入ると静高野球部後援会有志発行の「浜一版」というA4紙が配布されていたので貰って読む。
隔月発行のようですが、これがA41枚の割に内容充実。美文調の近況とこれまでの静高の戦績が良く解るし、「覇者の記憶」というコラムで大正2年の前橋中学との準々決勝の様子が綴られている。
スターティングメンバー
静岡高校
静岡商高
いよいよ試合開始。
静商の先発・遠藤投手
静高の先発は10番・竹内投手。
ちなみに浜一版によると
「大黒柱の村木は体躯を養生しつつ真摯な練習着実。竹内は鋭い球と感性を育み次第に大試合を想定。」
本日の注目選手、鈴木将平外野手(中堅手・一番・主将)
「鈴木将が全校のマークに立ち向い打ち走り声を掛ける。」(浜一版)
この日は5打席4打数1安打1四球。5打席目にやっと安打が出て、これが相手守備の乱れを誘い追加点の呼び水となりました。
試合は静高が1回表に内野安打の走者をボークで進め4番・稲角選手の適時打で1点先制。
3回にも二死から3番の四球、4番の安打に5番・鈴木嘉が適時打を放ち追加点。
静商も4回裏に反撃。
無死から三塁の失策で5番が出塁、6番投手の遠藤選手が右越二塁打、7番・澤田選手の適時打で1点。
8番・奥村選手の犠飛で同点に追いつくと、9番も安打で繋ぎ1番・須永選手の犠飛でついに逆転。
一気に逆転。この回2本目の犠飛で生還する澤田選手。
試合は面白くなってきました。が、・・・
6回から静高は二番手池谷投手がきっちり抑える。
「左腕池谷の快投が続き、」(浜一版)
この日も続く快投。
7回表の静高
3番の安打を4番が犠打で送る。この日両校犠打失敗が目立った(1回は小飛球が幸運な内野安打になった)が、きっちり決めたのは2安打の4番稲角選手、流石ですね。
すかさず5番・鈴木嘉基選手の適時打で追い付くと、投手のけん制悪送球で三塁へ進み、続いてバッテリー・エラーが出て労せず逆転。
8回、静商も左腕の清水投手に継投。
静高が相手のミスに乗じさらに1点追加。
そのまま5-3で静高の勝利。
互いに犠打ミスや、ミスからの失点が目立ち、県大会へ良い課題が出たという所でしょうか。しっかり修正して欲しいですね。
車の運転をしない者にとって地方球場の観戦はアクセスが問題。
この日はバスの始発を待たず清水駅からタクシーで約1800円。
ほとんどがマイカー観戦の清水庵球場。
イニングの合間に高校生の鶯嬢がしきりに「近隣や農家にご迷惑です。農道、路肩駐車の車の移動をお願いします。」のアナウンス。
観客の入りは約半分ほどなのに、このあり様ですから。
人数の少ない中の大会運営ですから、ファンの倫理は問われる所です。が、それにしてももう少しアクセスなんとかして欲しい。もっと近くまでバス来て欲しいし、本数もね。
輪行も検討中ですが、この道のりはまったくチャリ向き環境じゃなく(狭い道路に登り坂)走る気しません。
気候も良いので帰りはブラブラ徒歩で山を降りましたが清水厚生病院にたどり着きやっと清水駅行きバスに乗る。
しまった!外観写真を撮ってなかった。
第2試合はパスして、午後を清水観光に充てて帰る。新幹線は使わなくても案外充分の近さでしたね。
ちなみに第2試合、東海大静岡翔洋対静清は静清が制し、決勝は静岡対静清となりました。
敗者は3位決定戦に回ります。
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