週末、群馬県へ1泊2日、高校野球関東大会観戦プチ旅計画。1日目。
開幕となる初日は上毛新聞敷島球場での2試合。
前橋からバスで運動公園に入り、徒歩でスタジアム。
球場の周りには本日のカードではないチームのユニフォームがちらほら。なるほど開会式をやるんですね。
ゆったり広々スタンド(高崎のイメージが強いか)で観客はまばら。高校野球人気と土曜日を考えるとちょっと寂しい。
対戦カードで他球場の方が人気なのかな。
開会式が始まりました。
甲子園でもこの開会式というのは出場校のユニフォームを見る事以外は楽しみはないのです。
運営は高校生が主体という形。
先頭は昨年覇者の浦和学院かと思いきや、何故か神奈川の東海大相模の主将が一人で入場行進。
「開会に先立ちまして、昨年の全国高校野球選手権大会を優勝いたしました東海大相模高に優勝旗を披露していただきます。」
昨夏の選手権大会優勝旗を見せびらかしにきたのね。
関東連盟の気持ちは解らないでもないけど、これはちょっと苦笑。東海大相模としては全員で見せびらかしにきたかったろうに・・・
選手宣誓は地元・群馬1位の前橋育英・小川主将。
最近の宣誓は皆さん賢そうですね。
昔みたいにがなり立てる勢いだけのバカっぽい宣誓を時代に逆行してやってくれると面白いんだが、無理だわな。
この日は桐生とここでの試合。
前橋高校の対戦相手は常総学院は霞ヶ浦かと思っていたら公立の石岡一が強豪霞ヶ浦を破って初出場。公立対決が実現した。
前高ファンとしてはこの試合がお目当て。双方ともに県大会観戦のよしみで。
前高の強力打線が関東レベルでどこまで通用するか。
第68回春季高校野球関東大会 1日目
上毛新聞敷島球場 第一試合
1回戦
石岡一(茨城2位)VS前橋(群馬4位)
先攻前橋高校先発オーダーはこちら
後攻石岡一の先発オーダー
石岡一、茨城準決、常総学院戦で敗れたものの好投が印象に残るエース高崎大幹投手
前橋はクレバーな投球(きっと)の好投手・相馬孝成選手。こちらも県大会準決は健大高崎相手に中盤まで素晴らしい投球でしたが。
前橋の2年生一二番の亀船コンビは今大会でレギュラー番号(9と3)ゲットです。
1回表、いきなり前橋の打棒が炸裂、1番から3番まで3連打でまず1点。一死後、5番も安打で繋いで満塁。6番が押出し四球を選んでさらに1点。
高崎投手の立ち上りを一気に攻めた攻撃に手応えありです。この日も「行け!行け!前橋!」大合唱が多く聞けそう。
だが、その裏、石岡一も四球の走者を2人出し、二死一二塁で5番遊ゴロで打ち取ったが悪送球、ボールが転々とする間に一塁走者まで二者生還。無安打であっという間に同点。
2回表前橋も敵失と四球に捕免が重なり一死二三塁から強力2番の船津選手が2点適時打で4-2
石岡一も3回に3安打で1点を返す。
両校、四球や失策がからみ落ち着かない展開で先が読めなかったが中盤相馬投手が立ち直ってきた感じで1点差ながら贔屓目もあり行けそうな雰囲気になってきた6回裏、先頭の3番に安打されると、2人四球で歩かせ満塁。7番、この日左翼に入っていた小仁所選手の右翼へ打った打球はスタンドに入ってしまった。
逆転満塁本塁打!
石岡一7-4前橋
石岡一は県大会準決勝で左翼・笹目選手、右翼・伊藤選手で打球方向を読みながらしきりに左翼右翼を入替てました。この日は左翼に小仁所選手が入っていて(打撃期待だったようです)シート交代の策は講じられなかった。
小仁所選手の背番は3、本塁打の褒美じゃないけど本来の一塁に着きました。
打撃とホームインのシーンは気落ちして撮りそこねましたんで、守備姿。
3点差でもあと3イニングあるので諦めない前橋。
8回に絶好機を向かえる。
無死一二塁から代打苗村選手の犠打が野選になり無死満塁。8番の三ゴロで石岡一内野陣は1点は仕方なしの併殺狙い。ここで一走が明らかな守備妨害で一塁送球できず。これは審判の判定で打者走者もアウト。しかも送球を妨害したという事なので三走のホームインも認められず二走・三走も戻され試合再開も後続が断たれ無得点。
内野ゴロで1点もらえたのに、なんとも残念なプレー。
8回裏から前橋は二番手・須永投手。
試合は、そのまま7-4で石岡一が見事勝利。
前橋は後味悪い負けでしたが、この試合多くの課題が出ましたので少しでも修正して、夏には打倒強豪私学での健闘を祈りたいです。
さて、もし前橋が初戦突破したら第二試合はパスして早々に桐生入り、わたらせ渓谷鉄道に乗ってちょっと散策でもと思っていたのですが負けてしまったので予定変更。引き続き第二試合も観戦。
第二試合
二回戦
関東一(東京・1位)VS日大(神奈川・2位)
関東一高の先発オーダー
日大高の先発オーダー
関東一の試合は昨秋の対大島高校以来。意外な辛勝に昨年チーム(甲子園ベスト4)と比べたら可哀想だと思ったものの、秋の東京を制し選抜出場。
選抜では東邦の藤嶋投手に捻られ完敗。全国のレベルに跳ね返されたものの春の東京も制覇。着実に成長しているチームだと思いますので楽しみです。
関東一高 佐藤奨真投手
日大高 森井徹平投手
1回表日大高
死球、四球、四球で一死満塁から5番の犠飛で無安打1点。第一試合同様か?立ち上りは難しいですね。
関東一は3回裏二死二塁から2番の本橋中堅手が中越の適時打。俊足を駆って楽々三塁到達で同点に追いつく。
6回裏には四球出塁の本橋選手が盗塁を決める、二死後5番の竹井選手が適時二塁打で勝ち越し。
しかし、午後の第二試合、朝も早かったせいもありウトウト・・・
目が覚めると電光掲示板がおかしい。関東一の攻撃なのに日大の攻撃(チーム名反転)になっていて打者ランプもずっと日大のまま進んでる。
掲示板係も寝惚けてるね。
そんな長閑な観戦もいよいよ最終回、点差は僅かに1点。
中盤から完全に立ち直った佐藤奨真投手の快投が続く。
4番の打った打球は完全に中堅の頭を抜かれたと思ったら、これを本橋選手が超美技で捕球。
昨年は関東一の背番号8、黒い弾丸に甲子園も沸いたけれど、今年の8番も魅せますね。
1点差を守り切り関東一が準々決勝進出。
電光掲示板係はまだ寝惚けたまま・・・2-1のコールド勝ちでしょうか。
石岡一は2回戦で千葉の東海大市原望洋に惜しくも敗れました。
3日目の本日、その東海大市原望洋を関東一が倒して準決勝進出。群馬の前橋育英と決勝を掛けて対戦となっています。
桐生入りから城南高崎へ予定変更。
前橋駅前にスパがあるというので温泉浸かって、上州麦豚ソテーを食ってから新前橋のネットカフェに到着したらそのままバタンキューでした。
前橋駅前天然温泉ゆ~ゆ
開幕となる初日は上毛新聞敷島球場での2試合。
前橋からバスで運動公園に入り、徒歩でスタジアム。
球場の周りには本日のカードではないチームのユニフォームがちらほら。なるほど開会式をやるんですね。
ゆったり広々スタンド(高崎のイメージが強いか)で観客はまばら。高校野球人気と土曜日を考えるとちょっと寂しい。
対戦カードで他球場の方が人気なのかな。
開会式が始まりました。
甲子園でもこの開会式というのは出場校のユニフォームを見る事以外は楽しみはないのです。
運営は高校生が主体という形。
先頭は昨年覇者の浦和学院かと思いきや、何故か神奈川の東海大相模の主将が一人で入場行進。
「開会に先立ちまして、昨年の全国高校野球選手権大会を優勝いたしました東海大相模高に優勝旗を披露していただきます。」
昨夏の選手権大会優勝旗を見せびらかしにきたのね。
関東連盟の気持ちは解らないでもないけど、これはちょっと苦笑。東海大相模としては全員で見せびらかしにきたかったろうに・・・
選手宣誓は地元・群馬1位の前橋育英・小川主将。
最近の宣誓は皆さん賢そうですね。
昔みたいにがなり立てる勢いだけのバカっぽい宣誓を時代に逆行してやってくれると面白いんだが、無理だわな。
この日は桐生とここでの試合。
前橋高校の対戦相手は常総学院は霞ヶ浦かと思っていたら公立の石岡一が強豪霞ヶ浦を破って初出場。公立対決が実現した。
前高ファンとしてはこの試合がお目当て。双方ともに県大会観戦のよしみで。
前高の強力打線が関東レベルでどこまで通用するか。
第68回春季高校野球関東大会 1日目
上毛新聞敷島球場 第一試合
1回戦
石岡一(茨城2位)VS前橋(群馬4位)
先攻前橋高校先発オーダーはこちら
後攻石岡一の先発オーダー
石岡一、茨城準決、常総学院戦で敗れたものの好投が印象に残るエース高崎大幹投手
前橋はクレバーな投球(きっと)の好投手・相馬孝成選手。こちらも県大会準決は健大高崎相手に中盤まで素晴らしい投球でしたが。
前橋の2年生一二番の亀船コンビは今大会でレギュラー番号(9と3)ゲットです。
1回表、いきなり前橋の打棒が炸裂、1番から3番まで3連打でまず1点。一死後、5番も安打で繋いで満塁。6番が押出し四球を選んでさらに1点。
高崎投手の立ち上りを一気に攻めた攻撃に手応えありです。この日も「行け!行け!前橋!」大合唱が多く聞けそう。
だが、その裏、石岡一も四球の走者を2人出し、二死一二塁で5番遊ゴロで打ち取ったが悪送球、ボールが転々とする間に一塁走者まで二者生還。無安打であっという間に同点。
2回表前橋も敵失と四球に捕免が重なり一死二三塁から強力2番の船津選手が2点適時打で4-2
石岡一も3回に3安打で1点を返す。
両校、四球や失策がからみ落ち着かない展開で先が読めなかったが中盤相馬投手が立ち直ってきた感じで1点差ながら贔屓目もあり行けそうな雰囲気になってきた6回裏、先頭の3番に安打されると、2人四球で歩かせ満塁。7番、この日左翼に入っていた小仁所選手の右翼へ打った打球はスタンドに入ってしまった。
逆転満塁本塁打!
石岡一7-4前橋
石岡一は県大会準決勝で左翼・笹目選手、右翼・伊藤選手で打球方向を読みながらしきりに左翼右翼を入替てました。この日は左翼に小仁所選手が入っていて(打撃期待だったようです)シート交代の策は講じられなかった。
小仁所選手の背番は3、本塁打の褒美じゃないけど本来の一塁に着きました。
打撃とホームインのシーンは気落ちして撮りそこねましたんで、守備姿。
3点差でもあと3イニングあるので諦めない前橋。
8回に絶好機を向かえる。
無死一二塁から代打苗村選手の犠打が野選になり無死満塁。8番の三ゴロで石岡一内野陣は1点は仕方なしの併殺狙い。ここで一走が明らかな守備妨害で一塁送球できず。これは審判の判定で打者走者もアウト。しかも送球を妨害したという事なので三走のホームインも認められず二走・三走も戻され試合再開も後続が断たれ無得点。
内野ゴロで1点もらえたのに、なんとも残念なプレー。
8回裏から前橋は二番手・須永投手。
試合は、そのまま7-4で石岡一が見事勝利。
前橋は後味悪い負けでしたが、この試合多くの課題が出ましたので少しでも修正して、夏には打倒強豪私学での健闘を祈りたいです。
さて、もし前橋が初戦突破したら第二試合はパスして早々に桐生入り、わたらせ渓谷鉄道に乗ってちょっと散策でもと思っていたのですが負けてしまったので予定変更。引き続き第二試合も観戦。
第二試合
二回戦
関東一(東京・1位)VS日大(神奈川・2位)
関東一高の先発オーダー
日大高の先発オーダー
関東一の試合は昨秋の対大島高校以来。意外な辛勝に昨年チーム(甲子園ベスト4)と比べたら可哀想だと思ったものの、秋の東京を制し選抜出場。
選抜では東邦の藤嶋投手に捻られ完敗。全国のレベルに跳ね返されたものの春の東京も制覇。着実に成長しているチームだと思いますので楽しみです。
関東一高 佐藤奨真投手
日大高 森井徹平投手
1回表日大高
死球、四球、四球で一死満塁から5番の犠飛で無安打1点。第一試合同様か?立ち上りは難しいですね。
関東一は3回裏二死二塁から2番の本橋中堅手が中越の適時打。俊足を駆って楽々三塁到達で同点に追いつく。
6回裏には四球出塁の本橋選手が盗塁を決める、二死後5番の竹井選手が適時二塁打で勝ち越し。
しかし、午後の第二試合、朝も早かったせいもありウトウト・・・
目が覚めると電光掲示板がおかしい。関東一の攻撃なのに日大の攻撃(チーム名反転)になっていて打者ランプもずっと日大のまま進んでる。
掲示板係も寝惚けてるね。
そんな長閑な観戦もいよいよ最終回、点差は僅かに1点。
中盤から完全に立ち直った佐藤奨真投手の快投が続く。
4番の打った打球は完全に中堅の頭を抜かれたと思ったら、これを本橋選手が超美技で捕球。
昨年は関東一の背番号8、黒い弾丸に甲子園も沸いたけれど、今年の8番も魅せますね。
1点差を守り切り関東一が準々決勝進出。
電光掲示板係はまだ寝惚けたまま・・・2-1のコールド勝ちでしょうか。
石岡一は2回戦で千葉の東海大市原望洋に惜しくも敗れました。
3日目の本日、その東海大市原望洋を関東一が倒して準決勝進出。群馬の前橋育英と決勝を掛けて対戦となっています。
桐生入りから城南高崎へ予定変更。
前橋駅前にスパがあるというので温泉浸かって、上州麦豚ソテーを食ってから新前橋のネットカフェに到着したらそのままバタンキューでした。
前橋駅前天然温泉ゆ~ゆ