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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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第98回全国高校野球選手権 静岡大会4回戦

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7月23日(土)
第98回全国高校野球選手権大会 静岡大会 静岡草薙球場で行われた4回戦2試合を観戦。
詳細と言っても大した事は記しません。
写真撮ってきたと言っても投手中心でしかないし。

過去大洋ホエールズが春季キャンプ、地方開催ゲームで使用していた憧れの草薙球場です。
木々に恵まれた環と境で蝉がガシガシ煩い事。幸い真夏日の暑さではなく、東海道線の冷房がキツかったので、もっと気温上がれと思うくらいでしたから良かったようなものの、猛暑だったら相当イライラがつのりそう。


 

1934年の日米野球開催地でもあり、沢村栄治とベーブ・ルースの銅像が対峙してます。







Wikiでは案外読売の事ばかりですが、ここは大洋ホエールズ縁の地であります。その証拠に静岡草薙球場のチャンネル文字、表面が緑で側面が橙という静岡カラー、いや、ホエールズカラーですもん。

スタンド内、改修工事済みと聞いていたけど思いのほか殺風景。プロ野球開催もあるのですが常設の売店等は無く、会議テーブルを仮設にして調理済みのやきそば、おにぎり、弁当販売程度。
もちろんビール販売など望めません。プロ野球の時は売り子も出るんでしょうね。


三塁側の後方の高見からの観戦。両校ブラバン(水準高そう)と蝉の三つ巴。





4回戦第一試合
常葉橘VS浜名

常葉橘は春の覇者で、この夏の大本命。
選抜出場1回を誇る公立、浜名が挑戦します。


スターティングメンバー





 
浜名、先発はエース山岸投手。体格から軟投型でしょう。


常葉橘は背番号10鈴木楓投手。この日はエース谷脇投手を温存。

浜名に上背の高い選手が多いようだが、線は細い。対して常葉橘はガッチリした体格の選手揃い。これはユニフォームデザインからくる印象もあるけれど、それを差し引いても明らか。

初回から常葉橘が猛攻で襲いかかる。
1番2番と右に左に快音を残し安打出塁。盗塁をして一死ニ三塁からまず4番の適時打で1点。
5番も2点適時だで続くと二死後7番が右中間破る二塁打で1点、8番も続いてさらに9番の三塁打が出て1点。この回6点と早くもコールドペース


着々と加点する常葉橘。

浜名も2回表は初安打と2つの四球で満塁とすると9番がうまく合わせて適時打。1点返す。
3回にも3番の遊撃強襲安打と5番の三塁打で1点返す。まだ回が浅い。大量失点を1点づつ返して望みをつなぐ。
しかし力量は常葉橘の方が上回っている様子。

4回裏には4番適時打と5番の犠飛で2点で7回以降のコールド圏内に突入。

ここで浜名は二番手にスイッチ

5回裏には9番打者の見事な本塁打が飛び出した。

 

上位も下位もどこからでも打てる印象。

浜名もよく9失点で留まった感があり健闘が伺える。




結局は力負けかな。点差以上の強さを感じました。
第二試合の静高も昨年ほどの戦力ではないだけに、これは難敵になりそう。

第二試合は古豪同士という私の好む好カード
天候で日程がづれて4回戦が土曜となったのはラッキーだ。

静岡高校VS浜松商
静岡高校(春15回・夏24回:優勝1回、準優勝2回)
浜松商高(春8回・夏9回:優勝1回、優勝0回)


浜松商も流石に公立商業校で甲子園には荊の道が続いているようだが、史上初の逆転サヨナラ弾、高林基久選手(57回夏・専修大)や2年生優勝投手となった樽井徹投手(50回春・法大)など強い印象を残すOBがいる。



この白帽が良いんですよね。
静岡高校の紺帽子と対戦する宿敵は静商同様の白帽。

昨年春の甲子園、今春の大会で観戦している静岡高校。もともと贔屓だったけれどすっかりファンになりました。
春には静高野球部後援会有志発行の「浜一版」が配られていたので、新しい「浜一版」を入手したいと試合前、後援会や父母会のあたりを物欲しそうに周回してみるが、この日は配布が無かったようだ。残念。



静岡、三拍子揃ったプロも注目の鈴木将平主将のトスバッティング。

好ゲームを期待のプレーボール。





静岡高校 先発メンバー


浜松商 先発メンバー

 

静岡高校にエース村木投手が戻ってきました。
腰痛で大事をとっていたとか・・・

バシバシ三振を取るフォームも大物感漂う。

 

浜松商 エースで5番を打つ大橋投手が中心に守れるチームとみました。

先制したのは浜松商
2回表、5番6番の連打で一三塁とし7番の犠飛で1点

その裏
静岡高校は6番の二塁打7番も安打で繋ぐ。8番がスクイズを試みるもストライクを見逃し、飛び出した三走が刺され逸機。

 

しかし3回裏、走者を1人置いて3番鈴木将平選手が中堅深々と打ち上げ本塁打かと思われた打球はフェンス直撃。見るともう鈴木選手は三塁に到達しようかというところ、一気に三塁を蹴ってラニングホームランとなり逆転に成功。
滞空時間の長い打球でもありますが、やはり俊足は魅力です。

村木投手も調子が良さそうだし、これは静高ペースになると思われた4回表
4番が三塁失策で出塁すると5番が安打で繋ぎ一死後、遊撃手の送球失策が出てしまい、2人を生還させて逆転を許す。失策が2つ重なったがドンマイ。
5回には失点にはならなかったが二塁手も失策を記録。ちょっと、らしくないな。

5回裏に鈴木将平の二塁強襲適時打で同点とする。

6回表は一死から7番が右前安打。この打球を右翼手が手に付かず、また失策が記録される。4つ目。
しかも村木投手の暴投が出てしまい4点目を失点する。
味方のミスをカバーしようと村木投手も力んだか?

やはりそんな守備を続けているといつのまにかペースは敵に回ってしまおうというもの。

 

6回から登板した浜松商、増田理投手が好救援を見せる。ペースは完全に浜松商。


犠牲バントだってしっかり決める。


残すところ2イニング。追いつき追い越す事はできるか。僅差勝負だが、流れが悪いだけに心配。ただベンチの様子は暗くはなっていない。

9回二死二塁で3番鈴木将平に回ってきたが、左飛球に倒れゲームセット。


4失策では仕方ないですね。3年生はちょっと悔いが残る敗戦になってしまいましたか。



浜松商はもっらったような勝利ですが、それも実力。これで勢いが付くと良いですね。16年ぶりの甲子園出場が見たい。

準々決勝、常葉橘では静清を延長で退け準決勝進出。常葉菊川と兄弟対決。
浜松商は準々決勝で浜松学院との浜松対決、こちらも辛勝。準決勝は袋井との公立対決となっております。

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