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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「せつなく求めて −OL編ー」

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「せつなく求めて −OL編−」2000年 OP映画 監督:荒木太郎

幼い頃から振り回されて、母を嫌っている香奈。その母も再婚して落ち着くが、夫が事故で急死。再び荒む。また、香奈も義父を信頼していたため、彼女も不安定に。義兄の修司は香奈を心配するが、その想いが兄妹愛を超えていると気付き・・・。


gooブログアドバンスというのに加入していないので普段アクセス解析とかできないのだけれど、先月お試し期間というのがあり覗いてみると、このブログのアクセスはピンク映画目当ての方が多いのね。ま、そうだろうな。

ところでこの映画は6月中旬に観たもので、特にメモとかしてないからほとんどは忘却の彼方よ。思い出そうと躍起ですが・・・

ただ、ピンク映画大賞にランクインしていただけの事はあって滅茶苦茶傑作であったと思う。傑作でも内容は忘れ去られるピンク映画か・・・(悲)

何が素晴らしいって、最近のピンク映画にありがちな美談を気取った臭さが無いのと、濡れ場で興ざめする事なく、濡れ場が物語にマッチしていて、効果的。とても良い按配なんですね。
出演は、川奈恵美・吉行由実・時任歩・岡田智弘・田嶋謙一・荒木太郎と、どの男女組み合わせの濡れ場、どれもこれも皆、気持ち良さそう。
特に画像の本棚の前での岡田智弘対時任歩の濡れ場は絶品だったと記憶。
このように濡れ場あってこそ物語が冴えるピンク映画というものが存在するんですね。しかもこの監督が荒木太郎という事で2度ビックリ。
いつも着眼点は良いのだけれど何か今一つ感が拭えない印象だったけれど、これは私の観た荒木太郎作品(数少ない鑑賞だが)の中で間違いなくNo.1ですね。
また、こんな物を撮ってくれるのなら、上野オークラへ行く回数も増えるってもんだけど、なかなかそうも行かないのね。

とても印象的なシーンがいくつかあったはずだけれど、それは他の作品との記憶違いなのか自信が無い。
荒木太郎と吉行由実の逢引きの不可解さ、って確か本作のはず。

修司(岡田智弘)の義妹・香奈(川奈恵美)が辛うじてOLという設定らしいのだけれど、勤務している場面は無かったように思う。それでもってOL編というタイトルは・・・あ、またピンク映画のタイトルに突っ込み入れそうになった。

上野オークラ劇場

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