「ポルノ　チャンチャカチャン」

「ポルノ　チャンチャカチャン」1978年　日活　監督：山本晋也

サラリーマンの田中は一物が大きすぎて愛する妻と夜の営みが出来ないことが悩み。係長の大平の提案で、課長の福田と共に風俗へ行って男の平均値を聞いてくることに。謎の上司大平係長にたこ八郎。桂サンＱ時代の、快楽亭ブラックも出演。

なんじゃ、こりゃ。
たこ八郎大活躍の怪演が見どころのシュール展開作品だがシュールが滑りまくってまっせ。
たこ八郎は宇宙人って事のようだが･･･
白ける原因の一つに久保信二の芸風があるようにも思ったが、久保信二の芸風は悪くない。がんばってるなぁ。
巨根が背中を突き抜けるギャグあり。なんじゃそりゃ！

チャンチャカン形式で当時のヒット曲が使われる。今見ればノスタルジー面で貢献する部分も見終わって1週間ですっかり忘れているのはどういう事よ。
褒め言葉ではない方の”くだらない作品”ではあります。

当時人気のあった原悦子。今見直してみると今一の事が多かったが、本作での処女妻の役は超カワユイ。
人気の理由が少し理解できた。
純情嫁であくまで受身体勢でありながら、「こんなのかしら？」という雰囲気が最高に可愛い。

当時、久保信二との共演でヒット作「未亡人下宿シリーズ」が最高だった橘雪子が太平洋役。
意外と細見の橘雪子。顔がエロいなぁ。橘雪子出演作をまとめて見たくなりました。

期待された快楽亭ブラック（当時桂サンQ）の出番はほんのちょっとでほとんど後ろ姿。見所が少ない中、青姦中に英語しゃべってるのが貴重かな。

しょーもない作品でも女優に助けられるので日活ロマンポルノに駄作無し。･･･って事にしておきましょ。






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