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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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昭和45年10月23日 渋公の藤圭子

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宇多田ヒカルの母親で、2013年8月に亡くなった歌手、藤圭子さん(享年62)の伝説のコンサートがよみがえる。

70年代に開催した4公演が初めてCD化される。70~80年にLP盤で発売されたものをリマスタリング(高音質処理化)したもの。タイトルは「藤圭子劇場」で通信販売限定の6枚組ボックスで10月17日に発売される。

70年に東京・渋谷公会堂で行ったデビュー1周年記念公演はファンの間で「伝説のコンサート」と呼ばれている。藤さんは「圭子の夢は夜ひらく」など持ち歌2曲を歌ったほか、高峰秀子さんの「銀座カンカン娘」や水原弘さんの「黒い花びら」など18曲をカバーしたが、緊張からか青江三奈さんの「池袋の夜」の歌詞を間違えた一幕があった。

藤さんの担当ディレクターだった榎本襄氏(76)は「僕の記憶ではこのステージが一番良かった。声も一番よく出ていたし声質も魅力的でした」と振り返る。「藤圭子劇場」ではこのコンサートのほか79年12月に東京・新宿コマ劇場で開催した引退公演などが収録される。

10年11月にベスト盤のCDボックスを発売した際、発売元のソニーミュージックには「ライブ盤も出してほしい」との要望が多数寄せられた。

音質処理にこだわり、構想から5年を要したボックスには、写真やコンサートのトーク内容などを収めた152ページのブックレットを同封。1969年11月10日付の本紙の記事と写真も掲載される。デビュー曲「新宿の女」の宣伝で、東京・新宿の喫茶店やキャバレーなどで25時間かけ“流し”を行った「新宿25時間キャンペーン」を特集したもので、新宿の街を背景にした藤さんの姿が印象的だ。ファンにはお宝のボックスになりそうだ。

スポニチアネックス



昭和45年渋公のライブはDISC1
歌いつがれて25年「藤 圭子 演歌を歌う」
1970年10月23日 渋谷公会堂にて実況録音

01.圭子の夢は夜ひらく 
02.リンゴの唄 
03.啼くな小鳩よ 
04.港が見える丘 
05.星の流れに 
06.銀座カンカン娘 
07.カスバの女 
08.好きだった 
09.有楽町で逢いましょう 
10.南国土佐を後にして 
11.黒い花びら 作詞:永六輔 作曲:中村八大
12.潮来笠 
13.アカシアの雨がやむとき 
14.出世街道 
15.お座敷小唄 
16.網走番外地 
17.女のためいき 
18.池袋の夜 
19.長崎は今日も雨だった 
20.命預けます 



「艶・怨・演歌」から構想5年…。
1970年代の音楽シーンを駆け抜けた藤圭子のライブ盤を初CD化!




訃報 藤圭子さん 自殺

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