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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「死霊館 エンフィールド事件」

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「死霊館 エンフィールド事件」2016年 米 監督:ジェームズ・ワン
原題:The Conjuring 2

著名な心霊研究家ウォーレン夫妻の実体験に基づく大ヒットホラー「死霊館」の続編。今回は史上最長のポルターガイスト現象とされるエンフィールド事件。
ロンドン北部に位置するエンフィールドで、4人の子供とシングルマザーの家族は、正体不明の音やひとりでに動く家具が襲ってくるなど説明のつかない数々の現象に悩まされていた。助けを求められた心霊研究家のウォーレン夫妻は、一家を苦しめる恐怖の元凶を探るため彼らの家に向かう。幾多の事件を解決に導いた夫妻ですら、その家の邪悪な闇に危機感を抱き……。



ウーォーレン夫妻の事件簿その2.
一作目と続けて観賞となったが、大ヒットをバックボーンにしてその内容のエンターテイメント性が5割増し。2作品目としては王道かもしれない。期待は裏切らない。
驚かせ方はさらに技巧的となり翻弄されてしまう怖さだが、悪く言えばあざといとも言える。

驚きのため、身体が座席内でビクっと動いちゃう回数はこちらの方が多かったように思われる。ビビリやはぁ・・・
個人的にはシンプルな1作目の方が好みではありました。
ホラー要素に加え、謎解き要素も盛り込まれ、ちょっとしたどんでん返しもあり、娯楽作として進化してるのは凄い。
また、忍びよる悪魔がウォーレン夫妻の娘にまでも及ぶサスペンス感。巧いなぁ。

今回もポルターガイストに悩まされる家族には年頃の娘さんたちがちゃんと居る。今回は少年も居るけどやはり主たる役割は美少女。
ジャネット(マディソン・ウルフ)とマーガレット(ローレン・エスポジート)母親(フランセス・オコナー)はシングルマザー。



ウォーレン夫妻の使命感はさらに強くなるが、前作で使命感を発揮したのが妻の方で今回は夫の方。調査に消極的なのはどちらも相手の身を慮っての事。
2人がどうして結婚という形で結ばれているのかと言う点も一層深堀してますね。





ラスト悪魔払いシーン。落雷切り株シーンは先端恐怖症の身には厳しすぎる。高所恐怖症の身にはなんとか耐えられる。

前作同様、エンドロールでの実際のスチールと劇中スチールの取り合わせがとても魅力的で余韻を残す。
2までは連作物として正しい道を歩んでいるようです。
エドの悪霊グッズ博物館(?)の品物を見る限り3、4、5、6・・・と連作化も可能な様子。
正しい道から逸れていき、どうしちゃったの?という方向性に乱れていくシリーズ作の醍醐味を踏襲して行ってもらうのも楽しみだが・・・。





ただし、今回の2本立て組合せ。シリーズ2本、立て続けはキツかった。1本だけでも怖くてお腹いっぱいだったのに。2作連続は苦行。



新文芸坐

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