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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「鏡の中の悦楽」

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「鏡の中の悦楽」1982年 日活 監督:西村昭五郎

不動産業を営む柴塔家には新婚の慎一と千沙子、慎一の弟で大学院生の潤二、家政婦・のぶの四人が住んでいた。千沙子は、この安定した生活にほぼ満足していたが、風呂場で獣のように彼女の肉体を求める慎一の性癖だけにはなじめなかった。弟の潤二も同様で、夜な夜な下の風呂場から聞こえてくる声に苦しめられた。ある日、潤二はマジックミラーを風呂場に取りつけ、兄夫婦の情事を覗いてしまう。

これは9月にシネロマンでかかっていた時に是非行かなくっちゃと思っていたがスケジュールが取れず逃してしまったやつ。
残念ではあるが、webに映画がupされていたので、それを観賞。


邦画レイプシーン:鏡の中の悦楽

こういうのはDMM会員にでもなればいくらでも観れるご時世だが、今のところそこは自重しているのであります。風紀が悪くても劇場観賞派を貫きたいものです。

義姉ものだが、流石に西村昭五郎は美しい朝比奈順子の裸を綺麗に撮っておられる。総檜造りの風呂場で常に鏡の前でからませる。美しい背中が鏡に写りこむ様が絶品。
そして男優として敬愛する益富信孝がまた良い。おっかない人、サディスティックな役で本領発揮する方ですが、今回はSな性癖は見せるもののおとなしめ。不動産屋で成功を納め、綺麗な嫁さんを貰ってるる中小経営者。仕事仲間を招いての商談。奥さんの事を冷やかされ満更でも無いあの幸福者感。

橘雪子さんもお友達役でレズシーン登場。
この方は未亡人下宿などで活躍され、自分の中ではおデブで大きなズロースが似合う女優さんのイメージが強かったが、豊満ではあるもののおデブでは無いんですね。橘雪子作品も今はなかなか観る機会が無いです。
歯医者の診察台でお仕置きされるシーンは怖い。武智鉄二以上ですね。

禁断の関係が一線を越えてしまい突っ走るデレデレの朝比奈順子さんがエロい。
面長の美人で、本作では上品で甲斐甲斐しい妻の役がとても素敵。しかもこの方、喘ぎ声がまた良しなんですね。

ウェブではラストが割愛されていましたが、結末は明らかです。

やはりこれは劇場で観たかった。



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