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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「エターナル・サンシャイン」

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「ミシェル・ゴンドリー監督特集」

「エターナル・サンシャイン」2004年 米 監督:ミシェル・ゴンドリー

バレンタインデーを目前にしたある日、最近ケンカ別れしてしまった恋人クレメンタインが、自分との記憶を全て消してしまったという不思議な手紙を受け取る。ショックを受けたジョエルは、彼女との記憶を消すことを決意し、記憶除去を専門とするラクーナ医院を訪れるが・・・。

2016年末、劇場観賞の掉尾を飾ったのがこちら。
何年か前の年末年始にTV放映されたのを珍しくHD録画しておいたが観る事もなく、HD容量が少なくなり子供に消去をせがまれ未見のまま許諾してしまった曰くつきの作品。
「ムード・インディゴ~うたかたの日々~」が良かったミシェル・ゴンドリーの本作もとても良いと勧められあらためてレンタル観賞して一気に気に入ってしまい期間中3度は観た。記事UPの機を失いもう一度借りてみようかなと思っていたけど劇場観賞ができてなにより。
デジタル上映でスクリーンも小さめだが劇場観賞には違いない。
客層にめげず、おっさん単独観賞。

こっちのボケ頭の記憶も超速度で消え去っていくので再観賞の頃合いも良し。




クレメンタインの髪の色に注意しながらの再観賞。
脳内記憶のファンタジック作品でSFとも言える。自由な発想の記憶表現がファンタジックで素晴らしいですよね。
記憶は時の過ぎゆくまま・・・、ある意味タイムトラベル要素と重なるわけで。





ラクーナ社の面々の真剣なのか不真面目なのか、(不真面目に決まってますが)の仕事ぶりも良いです。



最初に観た時は教授と受付の娘の関係の絶妙な使い方にも感心もしたもんです。





ラスト2人が廊下でかわすせつない言葉・・・、あの「OK」に無性に泣けてきたもんですが自宅観賞に比べ劇場では多少涙腺が強化されるのと、もう何遍も見ているからへっちゃら。でも良いですね。

上手く行かなかった相手と、学習して再度一からやり直した所で結果は結局のところ一緒でしょう。
それでも確実に良い時期というのはあったわけですからね。
過去をバッサリ捨てられる女性よりも未練がましい男性側に受ける作品では無いのかしら。







ジム・キャリーとケイト・ウインスレットでこんな映画が出来上がるマジック。
柄にもなく、とてもフェイバリットな一本なんですね。



ユジク阿佐ヶ谷


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