「トレインスポッティング」

「丸の内ピカデリー爆音映画祭」

「トレインスポッティング」1996年　英　監督：ダニー・ボイル

ドラッグ中毒のマークと悪友たちは常にハイ状態か、あるいはドラッグを手に入れるため盗みに精を出しているというていたらく。ある日、マークはこのままではいけないと更生するためにロンドンに行き職に就く。ところが、彼らの仲間が会社に押し掛けたことが原因で、マークはクビになってしまう。

これもまた、そのうちレンタルしようと思い一向に借りる事のない映画。漸く観賞敵う。こいつらの20年後のT2はどうかと思うが(見ますけど)T2のおかげで劇場観賞だからな。しかも爆音上映は嬉しい。
爆音観賞大正解だった。音楽と映像感覚に優れ、感じる映画。
本家、吉祥寺より迫力あるような気も･･･
イギー・ポップ！ブライアン・イーノ！ブロンディ！ルー・リード！その他ユーロビート！
OST持ってても良いな。でもヘッドフォン買わなきゃ爆音で聴けない悲しさ。

事前にスコットランド事情をネットで付け焼刃的に学習。って、それほどのモンか？
不況のドン底のさらに下の下を行く青春。
やはり少し両親目線になるな。レントンのお母ちゃまの溺愛ぶりナイス。
列車の壁紙。
ヘロイン・ラリ、禁断症状表現はもっとエグいかと思ったが、この程度がちょうど良い塩梅。

赤ちゃん怖いよ～。

汚れまくった便器。流石にあれはキツい。




ユアン・マクレガーの全力疾走フォーム、美しい！



英国、スコットランドを罵るレントン

一番ゲイっぽい極悪ベグビーがホモに激しく拒絶反応示すのが面白い。レントンやスバッド、掘られててもおかしくないキャラだと思ったがな。そこいらが20年前なのかもしんない。 いや、外見イメージで判断しちゃいけませんね。



クラブで一目惚れのダイアン。クール＆キュートすぎると思ったらJK。



トミー、T2を考えると惜しい人材を失くした。
ビッチな彼女とプライベートポルノで励もうとするとビデオがゴール名シーン集にすり替わっていて、女子ブチキレ！
それでもなんとかよりを戻そうとするトミー、荒んで行く部屋に唯一変わらず掲げられているイギー・ポップ。

「の・ようなもの」同様、その後をほじくり返すのはどうなんでしょうか。
それでも独立問題に揺れるスコットランド、T2が楽しみ、興味深々です。



丸ノ内ピカデリー