「追悼 ジョナサン・デミ」
「ストップ・メイキング・センス」1984年 米 監督:ジョナサン・デミ BD
オール・シッティング上映
アメリカの人気ロックバンド「トーキング・ヘッズ」が1983年12月にロサンゼルスで行なったライブの模様を、後に「羊たちの沈黙」などを手がけることになるジョナサン・デミ監督が収めたライブフィルム。黒子をセット変えに起用するなどユニークなステージをシンプルにまとめ、人気を博した。
実はトーキング・ヘッズの事はよく知らないのです。
ブライアン・イーノが関わったりしてるってんで一時期調査をかけたんですが楽曲は今一ピンと来なかったからそのまま放置。
「羊たちの沈黙」は一応観てるけど監督の名は認識していなかったし、その監督が亡くなったのも知らんかった。
そんな愚か者ですから本作の存在も知らず、「ストップ・メイキング・センス」と言われても・・・
監督の追悼という事で2日間上映。しかも日曜日はスタンディング強要上映って、面白そう。
けれどもスケジュールの都合とやはりシロートなのでシッティング上映をお試し。
ライブ・ドキュメントの最高傑作ですとぉ!
それはハル・アシュビーの「レッツ・スペンド~」でしょう?
見て、納得。映画としてはこっちが上、参りました。
スタンディング強制上映だったら大変な事になったろう・・・・
デビット・バーンの足元から始まるソロ・ナンバー「サイコキラー」で掴みから最高(駄洒落っぽくなった)
上下ビートが激しくも心地よい。スタンディングだったらおじさんは疲れちゃうだろうな。シートにドッカと腰を据えて楽しむ。
デビッド・バーンの奇異なパフォーマスにも魅了される。
映画も凄いがライブ演出もなかなか。
カメラは彼らのパフォーマンスを凝視する形で、多分終盤まで客席の様子を映さなかったよね。絶頂を迎えカメラが初めて観客を捉える。
照明と影の演出がとても洒落ている。
メンバーの高い鼻が顔面に作る影、これ怖いです。なんだか「時計仕掛けのオレンジ」の邪悪なマスクを被ってるように見えて非常に不思議な感覚に捉われる。
電気スタンドと踊るのも良いし、どデカスーツの珍妙さ。
トムトムクラブのノリが楽しい。
デビッド・バーンを中心に脇で女子ベースのティナ・ウェイマス、黒人女性コーラスの2人も楽しそうでご機嫌です。
楽曲に馴染みが無くても充分でしたが、映像あってこそのライブ。「レッツ・スペンド~」の方は音だけ聴いててもイイですからね。
STOP MAKING SENCE
1. Psycho Killer
2. Heaven
3. Thank You For Sending Me An Angel
4. Found A Job
5. Slippery People
6. Burning Down The House
7. Life During Wartime
8. Making Flippy Floppy
9. Swamp
10. What A Day That Was
11. This Must Be The Place (Naive Melody)
12. Once In A Lifetime
13. Genius Of Love
14. Girlfriend Is Better
15. Take Me To The River
16. Crosseyed And Painless
池袋 新文芸坐
「ストップ・メイキング・センス」1984年 米 監督:ジョナサン・デミ BD
オール・シッティング上映
アメリカの人気ロックバンド「トーキング・ヘッズ」が1983年12月にロサンゼルスで行なったライブの模様を、後に「羊たちの沈黙」などを手がけることになるジョナサン・デミ監督が収めたライブフィルム。黒子をセット変えに起用するなどユニークなステージをシンプルにまとめ、人気を博した。
実はトーキング・ヘッズの事はよく知らないのです。
ブライアン・イーノが関わったりしてるってんで一時期調査をかけたんですが楽曲は今一ピンと来なかったからそのまま放置。
「羊たちの沈黙」は一応観てるけど監督の名は認識していなかったし、その監督が亡くなったのも知らんかった。
そんな愚か者ですから本作の存在も知らず、「ストップ・メイキング・センス」と言われても・・・
監督の追悼という事で2日間上映。しかも日曜日はスタンディング強要上映って、面白そう。
けれどもスケジュールの都合とやはりシロートなのでシッティング上映をお試し。
ライブ・ドキュメントの最高傑作ですとぉ!
それはハル・アシュビーの「レッツ・スペンド~」でしょう?
見て、納得。映画としてはこっちが上、参りました。
スタンディング強制上映だったら大変な事になったろう・・・・
デビット・バーンの足元から始まるソロ・ナンバー「サイコキラー」で掴みから最高(駄洒落っぽくなった)
上下ビートが激しくも心地よい。スタンディングだったらおじさんは疲れちゃうだろうな。シートにドッカと腰を据えて楽しむ。
デビッド・バーンの奇異なパフォーマスにも魅了される。
映画も凄いがライブ演出もなかなか。
カメラは彼らのパフォーマンスを凝視する形で、多分終盤まで客席の様子を映さなかったよね。絶頂を迎えカメラが初めて観客を捉える。
照明と影の演出がとても洒落ている。
メンバーの高い鼻が顔面に作る影、これ怖いです。なんだか「時計仕掛けのオレンジ」の邪悪なマスクを被ってるように見えて非常に不思議な感覚に捉われる。
電気スタンドと踊るのも良いし、どデカスーツの珍妙さ。
トムトムクラブのノリが楽しい。
デビッド・バーンを中心に脇で女子ベースのティナ・ウェイマス、黒人女性コーラスの2人も楽しそうでご機嫌です。
楽曲に馴染みが無くても充分でしたが、映像あってこそのライブ。「レッツ・スペンド~」の方は音だけ聴いててもイイですからね。
STOP MAKING SENCE
1. Psycho Killer
2. Heaven
3. Thank You For Sending Me An Angel
4. Found A Job
5. Slippery People
6. Burning Down The House
7. Life During Wartime
8. Making Flippy Floppy
9. Swamp
10. What A Day That Was
11. This Must Be The Place (Naive Melody)
12. Once In A Lifetime
13. Genius Of Love
14. Girlfriend Is Better
15. Take Me To The River
16. Crosseyed And Painless
池袋 新文芸坐