「ファンタスティック・プラネット」1973年 仏・捷 監督:ルネ・ラルー
La Planète sauvage
人間より遥かに巨大で、全身真っ青の皮膚に目だけが赤いドラーク族が支配し、人間は虫けら同然の惑星。孤児となった人間の赤ん坊がドラーグ族の知事の娘ディーヴァに拾われ、ペットとして育てられた。テール(地球の意)と名付けられた赤ん坊は少年となり、ディーヴァが勉強に使っている学習器をこっそり使い、この惑星についての知識を深めていく。彼はディーヴァが瞑想の儀式に入った隙に学習器を抱えて逃げ出し、ひっそり暮らす人間たちに様々な知識を共有させた。
世界観勝負。
赤い目が消灯するドラーグ族も秀逸だがキモかわいい動植物がとても好き。今年、ヒエロニムス・ボスの絵画を見た時、こいつら動かしてアニメ作って欲しいと思ったもんだが本作はかなりそれに近い物がここにあった。
映画の名シーン「ファンタスティック・プラネット」
プログレっぽい音楽もむしろレトロ感があって面白い。
内容的にはもう少しブラック度の強い物を期待してしまったけれど、ドラーク族の瞑想やパーティーなど繰り返し見たくなる、ソフト所有欲の高まるカルト作であります。
Blu-ray『ファンタスティック・プラネット』1分CM
いいね!
ユジク阿佐ヶ谷
La Planète sauvage
人間より遥かに巨大で、全身真っ青の皮膚に目だけが赤いドラーク族が支配し、人間は虫けら同然の惑星。孤児となった人間の赤ん坊がドラーグ族の知事の娘ディーヴァに拾われ、ペットとして育てられた。テール(地球の意)と名付けられた赤ん坊は少年となり、ディーヴァが勉強に使っている学習器をこっそり使い、この惑星についての知識を深めていく。彼はディーヴァが瞑想の儀式に入った隙に学習器を抱えて逃げ出し、ひっそり暮らす人間たちに様々な知識を共有させた。
世界観勝負。
赤い目が消灯するドラーグ族も秀逸だがキモかわいい動植物がとても好き。今年、ヒエロニムス・ボスの絵画を見た時、こいつら動かしてアニメ作って欲しいと思ったもんだが本作はかなりそれに近い物がここにあった。
映画の名シーン「ファンタスティック・プラネット」
プログレっぽい音楽もむしろレトロ感があって面白い。
内容的にはもう少しブラック度の強い物を期待してしまったけれど、ドラーク族の瞑想やパーティーなど繰り返し見たくなる、ソフト所有欲の高まるカルト作であります。
Blu-ray『ファンタスティック・プラネット』1分CM
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ユジク阿佐ヶ谷