「大脱走」1963年 米 監督:ジョン・スタージェス
第二次大戦中の出来事。ドイツの誇る、第3捕虜収容所に収容された連合軍将校たちが、大脱走を敢行した一大史実。
ドイツの北部第3捕虜収容所に、札つきの脱走常習者・連合軍空軍将校たちが運び込まれた。しかし早くも“心臓男”と異名をとったヒルツ(スティーブ・マックィーン)は鉄条網を調べ始めるし、ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)はベンチをトラックから盗み出す始末だ。まもなく、ビッグXと呼ばれる空軍中隊長シリル(リチャード・アッテンボー)が入ると、大規模な脱走計画が立てられた。まず、森へ抜ける数百フィートのトンネルが同時に掘り始められた。それはトム・ディックハリーと名付けられた。全員250名が逃げ出すという企みだ。アメリカ独立記念日トムが発覚してつぶされた。が、ほかの2本は掘り続けられた。
このオールスターキャストの大名作。小学校の時クラスでえらい流行りました。軽快なエルマー・バーンスタインの大脱走マーチは放送委員によって給食時に全校に流され、マーチで飯食うという変な思い出まである。
しかし、お恥ずかしながら、私、この映画を通しで観た事が無いのであります。
何度もテレビ洋画劇場で見る機会はあったけど、長いですしね。途中までしか見なかったり、途中からちょこっと観たり・・・
映画鑑賞に大きく偏りのある人なので、往年の名画というのは実はあんまり観ていない。いづれ、そのうちと思ってはいるのですが、なかなかそちらまで手が回らない。
午前十時の映画祭という企画は実に嬉しいのだが、あの企画は何故かすぐに見逃しちゃう。
DVDにて168分、一気に鑑賞。
捕虜たちのキャラ1人1人が魅力的で、それぞれの役割からつくあだ名の通り、創意工夫を凝らし力を合わせて大脱走。
大脱走マーチの影響もありましょうが、これが実に楽しそう。そもそも捕虜収容所の生活自体も、かなり緩めで捕虜として甘んじる選択肢もありそうなほど。
敵の後方撹乱という意味でも捕虜となった者は脱走を企てることが義務なんだとか。
やっぱり私は、脱走するまでの過程の面白さだな。
一般的に盛り上りとしてはマックイーンのバイク・シーンって事だろうけど、ライダーでもない私はそれほど痺れません。
そうなると、この映画面白いのだが頂点感に欠けるのか。
ただ、マックイーンのコスチュームは本当にカッコ良いなぁ。
独立記念日に米兵の3人が芋で作った酒を振舞うシーンが一番好きですね。
たくましい肉体に似合わず閉所恐怖症のトラウマで腰抜けなC・ブロンソンも良いね、見た目、かなり年下の彼氏とのホモっぽいやりとり・・・
視力をい失った偽造屋(ドナルド・プレザンス)と調達屋(ジェームズ・ガーナー)との関係。
少年たちが憧れる男らしさが確実にありますね。
それと、なるほどこの映画、ドイツ軍とゲシュタポをしっかり切り分けて表現されていますね。
収容所に舞い戻ってしまうヒルツ。独居房に逆戻りの際にお決まりで仲間がグローブとボールを投げ渡す。
いつものように独居房で壁うちを始め、次なる脱走計画を練る。
かべ打ちの音を怪訝そうに聞くドイツ監視兵のラスト・シーン。
う〜む、やっぱりこれ、死ぬまでに一度は劇場で観たいものです。
第二次大戦中の出来事。ドイツの誇る、第3捕虜収容所に収容された連合軍将校たちが、大脱走を敢行した一大史実。
ドイツの北部第3捕虜収容所に、札つきの脱走常習者・連合軍空軍将校たちが運び込まれた。しかし早くも“心臓男”と異名をとったヒルツ(スティーブ・マックィーン)は鉄条網を調べ始めるし、ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)はベンチをトラックから盗み出す始末だ。まもなく、ビッグXと呼ばれる空軍中隊長シリル(リチャード・アッテンボー)が入ると、大規模な脱走計画が立てられた。まず、森へ抜ける数百フィートのトンネルが同時に掘り始められた。それはトム・ディックハリーと名付けられた。全員250名が逃げ出すという企みだ。アメリカ独立記念日トムが発覚してつぶされた。が、ほかの2本は掘り続けられた。
このオールスターキャストの大名作。小学校の時クラスでえらい流行りました。軽快なエルマー・バーンスタインの大脱走マーチは放送委員によって給食時に全校に流され、マーチで飯食うという変な思い出まである。
しかし、お恥ずかしながら、私、この映画を通しで観た事が無いのであります。
何度もテレビ洋画劇場で見る機会はあったけど、長いですしね。途中までしか見なかったり、途中からちょこっと観たり・・・
映画鑑賞に大きく偏りのある人なので、往年の名画というのは実はあんまり観ていない。いづれ、そのうちと思ってはいるのですが、なかなかそちらまで手が回らない。
午前十時の映画祭という企画は実に嬉しいのだが、あの企画は何故かすぐに見逃しちゃう。
DVDにて168分、一気に鑑賞。
捕虜たちのキャラ1人1人が魅力的で、それぞれの役割からつくあだ名の通り、創意工夫を凝らし力を合わせて大脱走。
大脱走マーチの影響もありましょうが、これが実に楽しそう。そもそも捕虜収容所の生活自体も、かなり緩めで捕虜として甘んじる選択肢もありそうなほど。
敵の後方撹乱という意味でも捕虜となった者は脱走を企てることが義務なんだとか。
やっぱり私は、脱走するまでの過程の面白さだな。
一般的に盛り上りとしてはマックイーンのバイク・シーンって事だろうけど、ライダーでもない私はそれほど痺れません。
そうなると、この映画面白いのだが頂点感に欠けるのか。
ただ、マックイーンのコスチュームは本当にカッコ良いなぁ。
独立記念日に米兵の3人が芋で作った酒を振舞うシーンが一番好きですね。
たくましい肉体に似合わず閉所恐怖症のトラウマで腰抜けなC・ブロンソンも良いね、見た目、かなり年下の彼氏とのホモっぽいやりとり・・・
視力をい失った偽造屋(ドナルド・プレザンス)と調達屋(ジェームズ・ガーナー)との関係。
少年たちが憧れる男らしさが確実にありますね。
それと、なるほどこの映画、ドイツ軍とゲシュタポをしっかり切り分けて表現されていますね。
収容所に舞い戻ってしまうヒルツ。独居房に逆戻りの際にお決まりで仲間がグローブとボールを投げ渡す。
いつものように独居房で壁うちを始め、次なる脱走計画を練る。
かべ打ちの音を怪訝そうに聞くドイツ監視兵のラスト・シーン。
う〜む、やっぱりこれ、死ぬまでに一度は劇場で観たいものです。