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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「軽蔑」

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「軽蔑」1963年 仏 監督:ジャン=リュック・ゴダール
LE MEPRIS

劇作家のポールのもとに、辣腕プロデューサーのプロコシュがシナリオの書き直しを依頼しに来た。フリッツ・ラング(本人)が監督する新作『オデュッセイア』があまりにも難解すぎるからだ。打ち合わせの後、プロコシュの自宅へ招かれたポールと妻カミーユだったが、後からやって来たポールにカミーユの態度は冷たい。彼女が何に対して怒っているのか、二人の仲は自宅へ戻っても変わらない。あんなに愛し合ったのに、ベッドを共にする事も拒絶するカミーユ。やがて、映画のロケのためにカプリ島に出かけた際、ポールはカミーユとプロコシュがキスしている光景を目にする……。

ゴダールが苦手なんです。
若いころ「気狂いピエロ」を見てて、途中なんだか腹立たしくなってきて止めて以降、今後ゴダールの一切を封印してしまいました。
映画に意味を求める事もなく、難解なものは難解なものとして自分勝手に訳も分からず取り入れる度量は持ってるつもりなんですが・・・
なんなんでしょう?
絵が色彩的に綺麗な作品。それだけでも充分価値があるはずなのに自分の場合それが却って癪に障っちゃうんでしょうかね、




監督どうのこうのより映画は女優で見るタイプですので、このところアンナ・カリーナを見たくてね。
ゴダール克服には、ブリジット・バルドーの綺麗なヌードが頃合いだろうと踏んだんですが・・・
正直、途中ちょっと眠ちゃったってのもあるけど。



例によって絵が綺麗なんです。
ドリー撮影風景で始まるオープニングなんか大いに期待したんですけど。
相性が悪いんですね。







BBのヌードは見るべきものがあります。
ただ、ベッド上で美しい尻をさらすんですが、下着のラインがくっきり。
アートとして鑑賞しましょうと準備した途端・・・本作では直近まで下着を付けていた臨場感やリアリティなんて必要ないと思うので、これは興醒め。



でもBBに罪はござあせん。

ヌードもいいけど黒髪ウイッグのBBがお人形さんみたいです。
好きな場面はあります。後部座席でBBがキョロキョロしているうちに日没となり一気に車内が暗くなるところ。
自分、どんだけ明るく綺麗な景色が嫌いなんだよっていう・・・






BBカミーユの唐突な最期も今となってはありきたり。

フリッツ・ラングが本人役で「オディセイヤ」という作品を撮ってますが、大道具に凝っているものの、この作品もいかにもつまらなそう。
架空の作品であり、この頃名匠フリッツ・ラングはもう映画を撮る事は無かったそうです。

なんだか坊主憎けりゃ、みたいになっちゃいましたが、個人的に点数的は決して低くないですよ。なんか苦手。なんなん?








ユジク阿佐ヶ谷


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