「大映女優祭」
「女は二度生まれる」1961年 大映 監督:川島雄三
無知で無欲、唄も踊りも出来ない芸者・小えんは明るさと色気を武器に自由奔放な生活を送っていた。そんな彼女が見つけた自分らしい生き方とは・・・。名匠・川島雄三が大映で初めてメガホンを取った傑作女性映画。
本年最初の劇場鑑賞作。
映像的魅力の中、売春防止法施行直後くらいのプロの女、若尾文子さんは、若くて向上心も乏しい小えんちゃん。その割に最初から品格高い。
猥談連発もこの品性。キャラからは生れ変わる感じは厳しいけどそこは各EPで。
山茶花究、旅先で小えんちゃんを振る。なんて贅沢な事しやがる。後半、彼女も筆下ろし少年に同様な仕打ちするけど、こっちは少年が楽しそうなので罪がない。
立場が逆転する事で生まれ変わったんだなと思える。
きっかけは建築士の筒井、山村聡。(オープニングの着物売春シーンは出色)
若尾さんの長襦袢ヒップ。
筒井の山村總はたんに成功者の金持ちっていうわけじゃなく、女を囲うにはギリギリの感じってのが良い。
死後の本妻(山岡久乃)とのバトルで旦那のケチぶりを暴露する若尾文子の愛がまた良い。
— bushotei_taraku (@BushoteiTaraku) 2018年1月7日 - 08:40
若尾さんの魅力は声と言葉にあり。
名台詞「左様なら」は二度聞けます。
角川シネマ新宿
「女は二度生まれる」1961年 大映 監督:川島雄三
無知で無欲、唄も踊りも出来ない芸者・小えんは明るさと色気を武器に自由奔放な生活を送っていた。そんな彼女が見つけた自分らしい生き方とは・・・。名匠・川島雄三が大映で初めてメガホンを取った傑作女性映画。
本年最初の劇場鑑賞作。
映像的魅力の中、売春防止法施行直後くらいのプロの女、若尾文子さんは、若くて向上心も乏しい小えんちゃん。その割に最初から品格高い。
猥談連発もこの品性。キャラからは生れ変わる感じは厳しいけどそこは各EPで。
山茶花究、旅先で小えんちゃんを振る。なんて贅沢な事しやがる。後半、彼女も筆下ろし少年に同様な仕打ちするけど、こっちは少年が楽しそうなので罪がない。
立場が逆転する事で生まれ変わったんだなと思える。
きっかけは建築士の筒井、山村聡。(オープニングの着物売春シーンは出色)
若尾さんの長襦袢ヒップ。
筒井の山村總はたんに成功者の金持ちっていうわけじゃなく、女を囲うにはギリギリの感じってのが良い。
死後の本妻(山岡久乃)とのバトルで旦那のケチぶりを暴露する若尾文子の愛がまた良い。
「女は二度生まれる」で取り乱す母親(山岡久乃)と対象的にしっかりした娘役で出てきた人は誰?って、またなった。調べたら高野通子でした。Wiki無し。塩かぶります。 pic.twitter.com/LuluYaGqBe
— bushotei_taraku (@BushoteiTaraku) 2018年1月7日 - 08:40
若尾さんの魅力は声と言葉にあり。
名台詞「左様なら」は二度聞けます。
角川シネマ新宿