「女優 有馬稲子」
「女性に関する十二章」1954年 東宝 監督:市川崑
交際九年目で倦怠期の恋人同士が結婚をめぐって迷走し・・・。タイトルバックから超おしゃれなソフィスティケイテッド・ラブコメディ。シニカルかつ自由な結婚観が現代に通じる一本。有馬稲子は二人のドタバタに巻き込まれる準ヒロインを演じる。
市川崑のセンスを持ってしてもお洒落なラブコメに成り得てないのは、やはり主役の男女カップルがあまりに身勝手すぎるからだろう。迷惑かけられてる周囲も案外シレッとしてやがる。
最初の逢引背後の看板とかおシャレだし、小泉博が子持ちの同僚を見送る都電のシーンとか見所が無いわけではないのだけれど・・・
フィルム状態かなり悪く飛び飛び。
こりゃダメだと思ってたら最後にナレが観客の気持ちを代弁。
フィルムも内容もまさに「ひどいね」
シネマヴェーラ渋谷
「女性に関する十二章」1954年 東宝 監督:市川崑
交際九年目で倦怠期の恋人同士が結婚をめぐって迷走し・・・。タイトルバックから超おしゃれなソフィスティケイテッド・ラブコメディ。シニカルかつ自由な結婚観が現代に通じる一本。有馬稲子は二人のドタバタに巻き込まれる準ヒロインを演じる。
市川崑のセンスを持ってしてもお洒落なラブコメに成り得てないのは、やはり主役の男女カップルがあまりに身勝手すぎるからだろう。迷惑かけられてる周囲も案外シレッとしてやがる。
最初の逢引背後の看板とかおシャレだし、小泉博が子持ちの同僚を見送る都電のシーンとか見所が無いわけではないのだけれど・・・
フィルム状態かなり悪く飛び飛び。
こりゃダメだと思ってたら最後にナレが観客の気持ちを代弁。
フィルムも内容もまさに「ひどいね」
シネマヴェーラ渋谷