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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「ピンクカット 太く愛して深く愛して」

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「2018年の森田芳光」

「ピンクカット 太く愛して深く愛して」1983年 日活 監督:森田芳光

お色気サービス付きの床屋を経営しながら学校へも通う女子大生と、就職試験で失敗を繰り返す青年の恋を描く。

2018年11月鑑賞分 ライムスター宇多丸語り下ろしトークショー付き

棒読み伊藤克信がイイのだな。一度ならずも二度までも。いや三度四度か。
就活落ち続けるダメな奴だが可愛い彼女(井上麻衣)から彼女(寺島まゆみ)へ乗りかわる。
英会話テープでの日本語練習ってギャグに爆。
理髪店モノ。極めて風俗の連想へ繋がる商売ではある。中途半端なのよね。
おスペする女子のキャラも楽しい。



井上麻衣は確信で百恵ちゃんに寄せてて可愛い。寺島まゆみは聖子ちゃん寄せをやめて本作ではポニーテール。

劇伴で80年代な曲使われるがこれが歌手活動もしていた寺島の曲。

夜のドライブでエンコするとこ良い。
「車、みんな走ってるね。楽しそう。」「俺たちだけ止まってる....」

井上麻衣の新しい彼氏をのしてからの捨て台詞が棒読みなのになんてカッコいいんでしょ。

森田芳光、初めて日活スタジオを使わせてもらい、壁が外せる事とかを知り喜々として撮ってたという。それが画面に現れてる。
日活の偉いさんからは「人の金で実験するなよ」と言われたそうだ。



新文芸坐

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