「2018年の森田芳光」
「(本)噂のストリッパー」1982年 日活 監督:森田芳光
とある場末のストリップ劇場で踊り子を勤めるグロリアに一目惚れした青年・洋一。洋一はグロリアが他の劇場に移ったのも知らず、悶々とした日々を過ごす中、グロリアと肉体関係があった照一にビニ本屋で呼び止められ、グロリアの出演劇場へ赴くことに。そこでグロリアが金欲しさにまな板ショーを行っていることに洋一はショックを受けるが、洋一自身もまな板ショーの虜になってゆく。
11月鑑賞分 ライムスター宇多丸語り下ろしトークショー付き 「ピンクカット 太く愛して深く愛して」とセット。
せつない。
ずいぶん昔に1回観てる。
多分本作公開当事時は映画館よりストリップ劇場の方へ行ってたんじゃないか?とは言え年4、5回ですって。その後ストリップは老後の楽しみとして封印。懐かしい。また行きたくなるが現在の劇場はどのくらい様変わりしてるんだろう。
ロケで使われてる浦安劇場は実在した小屋。離れがあったりえらく風情ある。一度行ってみたかったな。
グロリアに惚れたケンちゃん(宮脇康之)がタッチしながら口説こうとしても音楽に合わせ軽く調子とるばかりで無視してるグロリアがらしくて良い。岡本かおりの決してハイテクニックではないステージダンスも良い。ディスコで出会ったクイーンの影響で本格ダンスに目覚めるのかと思うと、「もっと稼ぎたいからマル本やる」って何だよそれ。
終盤の照明使い秀逸。
月並みだけどこれほど「せつない」の言葉がしっくりくるロマポも少ない。
大好きな太田あや子が不思議で危ない女子役で登場。眼福。
男女の関係性が極めて森田的。
新文芸坐
「(本)噂のストリッパー」1982年 日活 監督:森田芳光
とある場末のストリップ劇場で踊り子を勤めるグロリアに一目惚れした青年・洋一。洋一はグロリアが他の劇場に移ったのも知らず、悶々とした日々を過ごす中、グロリアと肉体関係があった照一にビニ本屋で呼び止められ、グロリアの出演劇場へ赴くことに。そこでグロリアが金欲しさにまな板ショーを行っていることに洋一はショックを受けるが、洋一自身もまな板ショーの虜になってゆく。
11月鑑賞分 ライムスター宇多丸語り下ろしトークショー付き 「ピンクカット 太く愛して深く愛して」とセット。
せつない。
ずいぶん昔に1回観てる。
多分本作公開当事時は映画館よりストリップ劇場の方へ行ってたんじゃないか?とは言え年4、5回ですって。その後ストリップは老後の楽しみとして封印。懐かしい。また行きたくなるが現在の劇場はどのくらい様変わりしてるんだろう。
ロケで使われてる浦安劇場は実在した小屋。離れがあったりえらく風情ある。一度行ってみたかったな。
グロリアに惚れたケンちゃん(宮脇康之)がタッチしながら口説こうとしても音楽に合わせ軽く調子とるばかりで無視してるグロリアがらしくて良い。岡本かおりの決してハイテクニックではないステージダンスも良い。ディスコで出会ったクイーンの影響で本格ダンスに目覚めるのかと思うと、「もっと稼ぎたいからマル本やる」って何だよそれ。
終盤の照明使い秀逸。
月並みだけどこれほど「せつない」の言葉がしっくりくるロマポも少ない。
大好きな太田あや子が不思議で危ない女子役で登場。眼福。
男女の関係性が極めて森田的。
新文芸坐