「昭和おんなみち 裸性門」1973年 日活 監督:曽根中生
大正時代、桂川実篤とその妻は退屈な日々を送っていた。妻が若い男と浮気している一方で、実篤は娼婦のしのを妾にしていた。しのは実篤の護衛藤堂の恋人だった。苦悶する藤堂をよそに、しのは桂川の子を宿し、男女の双生児を出産する。男児は後継として桂川家に引きとられ、女児はしのと共に姿を消した。それから19年経って、藤堂はしのからの手紙を受け取った。しののもとに駆け付けるが、まもなく息絶えた。そしてしのと瓜二つの娘・鏡子を預かるのだった…。
2018年9月鑑賞分
大正から昭和初期、権力に翻弄された母娘二代、(しの=鏡子:梢ひとみ二役)に渡る復讐譚。
絵沢萌子が妾しのの出産の折、同じ二階で夫公認の浮気相手と情交。産みの呻きと背徳の喘ぎ。
曽根中生監督、大和屋竺脚本の傑作で悪かろうはずないけれど無粋なボカシ、黒帯消しがとても残念。ワイセツは消せても一高セイガクwの庄司三郎禿は隠しきれんのよねw
赤線のああいう所では履物は客がセルフで持ってあがるのが常識なのか。勉強になるのう(実践機会無いけど)
セイガクは、どうせなら四つはやらんと不経済。
奥沢散策の劇伴が良いと思ったら山本直純の変名だったのですね。
江角英明が剣道場、防具に囲まれた向こうで梢ひとみと繋がるシーンは曽根中生ならではの痺れもん。
テールランプのラストは意表を突かれ、とても印象に残る。
上野オークラ劇場
大正時代、桂川実篤とその妻は退屈な日々を送っていた。妻が若い男と浮気している一方で、実篤は娼婦のしのを妾にしていた。しのは実篤の護衛藤堂の恋人だった。苦悶する藤堂をよそに、しのは桂川の子を宿し、男女の双生児を出産する。男児は後継として桂川家に引きとられ、女児はしのと共に姿を消した。それから19年経って、藤堂はしのからの手紙を受け取った。しののもとに駆け付けるが、まもなく息絶えた。そしてしのと瓜二つの娘・鏡子を預かるのだった…。
2018年9月鑑賞分
大正から昭和初期、権力に翻弄された母娘二代、(しの=鏡子:梢ひとみ二役)に渡る復讐譚。
絵沢萌子が妾しのの出産の折、同じ二階で夫公認の浮気相手と情交。産みの呻きと背徳の喘ぎ。
曽根中生監督、大和屋竺脚本の傑作で悪かろうはずないけれど無粋なボカシ、黒帯消しがとても残念。ワイセツは消せても一高セイガクwの庄司三郎禿は隠しきれんのよねw
赤線のああいう所では履物は客がセルフで持ってあがるのが常識なのか。勉強になるのう(実践機会無いけど)
セイガクは、どうせなら四つはやらんと不経済。
奥沢散策の劇伴が良いと思ったら山本直純の変名だったのですね。
江角英明が剣道場、防具に囲まれた向こうで梢ひとみと繋がるシーンは曽根中生ならではの痺れもん。
テールランプのラストは意表を突かれ、とても印象に残る。
上野オークラ劇場