「痴漢蚊帳の内　茄子と四十路後家」

「痴漢蚊帳の内　茄子と四十路後家」　エクセス　監督：坂本太

未亡人の美和は小料理屋を営んでおり、今日も常連の孝司と純子の夫婦が飲みに来る。気の置けない３人の話題が、最近出没する痴漢になる。一人暮らしの女を襲うことを知った美和は、帰宅後に風呂場で持て余している熟れた身体に茄子を挿入させるのだった……



１月鑑賞分

夫を亡くし身を火照らす四十路の小料理屋美人女将（竹内順子）の夫は浮気相手に振られて自殺。
小料理屋にやってきたリフォーム屋の妻は浮気で家出、実はその憂さを晴らすかのように女の部屋に忍び込み薬で眠らせる連続暴姦魔となっている。
リフォーム屋には娘）（杉本愛理）がおり、父親を探しに街を訪れる。女将の義弟と恋仲になる。面影が母の浮気相手にそっくりなのか。
そこに常連客夫婦（岡田智宏・倖田李梨）夫の方は女将にご執心の様子で、噂の暴漢になりすまし･･･
と、なかなか脚本プロットは面白そうだが･･･



鍵となる蚊帳は途中でどうでもよくなり
茄子に関しては、途中絶妙な使い方をしてみせるも結局ラストは肉じゃがに転じる。
何か中途半端な。
挙句の果てに岡田智宏の短絡的にすぎる行動に唖然。

竹内順子は美人ではないが崩れ方に憂いがあり肉体も見事であるから芝居の稽古に励むと良くなる。
芝居といえば、倖田李梨をスクリーンで見られて良かった。岡田智宏の妻役で、「ごめんなさいね～」のノリが良い。



シネロマン池袋