「岬の兄妹」2018年 プレシディオ 監督:片山慎三
港町、仕事を干され生活に困った兄は、自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたこと を知る。罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める兄だったが、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送る。そんな時、妹の心と体にも変化が起き始めていた…。ふたりぼっちになった障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。地方都市の暗 部に切り込み、家族の本質を問う、心震わす衝撃作。
題材のエグさは「万引き家族」「歓びの喘ぎ 処女を襲う」以上か。
ピンク映画では特殊な役柄が多い2人(和田さんの作品はあまり見てないけど)お二方のキャリアにとっても重要な作品になるのでは。
松浦祐也の表情が最高。
ポンビキで持ち掛ける愛嬌。
う〇〇で反撃する驚愕。
走れるようになって遊園地で嬉々として遊ぶ少年性。
和田光沙の演技。自閉症のリアリティ。
老人の家にデリした時の長回しなんかでさらに演技が輝く。このシーン何とも好き。お爺さんは演技経験ほとんどない素人らしい。
侏儒、中村祐太朗監督とのからみ。
ドン底で悲惨な状況の中で見せるイノセントでこその幸福。
松浦祐也と中村祐太朗のシーンにはドキリとさせられるし、高校生相手に斡旋する時だけ上から目線になるのもいい。
ラストの電話の主が誰からなのか。想定する数だけ楽しめる。
風祭ゆきは女医の役。
片山慎三監督、本作が長編デビュー作。ほぼ自主製作的に作った(作れた)故もあろうが、次作をついつい期待したくなる。
金は出すけど、口は出さないスポンサー現れんかな。
竹洞組などでは、そのキャラ作りの過剰性はどうなのかと懐疑的でしたが、近作の出演作を見るとピンクで鍛えた実力を感じ取れる松浦祐也。
同じくピンク映画出演の多い和田光沙さんだが、出演作の関係か、あまり遭遇したことがない。
今年に入って「ぐしょ濡れ女神は今日もイク!」くらいかなと記憶していたけど「弱腰OL 控えめな腰使い」のミニコミ誌編集長も和田さんでした。
下はオークラで「ぐしょ濡れ女神は今日もイク!」の際に頂いたサイン。本作の存在はチラシで知っていて注目はしていたもののスルー寄りであったところ。このイベントを通じて絶対観ようと考えが変わったのでした。で、それは大正解。
本作のあと初ピンク主演「牝と淫獣 お尻でクラクラ」も観たが、もう個人的に和田光沙ブレイク感が半端ない。
只今上映拡大中。祝・大ヒット!
ヒューマントラストシネマ有楽町
港町、仕事を干され生活に困った兄は、自閉症の妹が町の男に体を許し金銭を受け取っていたこと を知る。罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める兄だったが、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送る。そんな時、妹の心と体にも変化が起き始めていた…。ふたりぼっちになった障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。地方都市の暗 部に切り込み、家族の本質を問う、心震わす衝撃作。
題材のエグさは「万引き家族」「歓びの喘ぎ 処女を襲う」以上か。
ピンク映画では特殊な役柄が多い2人(和田さんの作品はあまり見てないけど)お二方のキャリアにとっても重要な作品になるのでは。
松浦祐也の表情が最高。
ポンビキで持ち掛ける愛嬌。
う〇〇で反撃する驚愕。
走れるようになって遊園地で嬉々として遊ぶ少年性。
和田光沙の演技。自閉症のリアリティ。
老人の家にデリした時の長回しなんかでさらに演技が輝く。このシーン何とも好き。お爺さんは演技経験ほとんどない素人らしい。
侏儒、中村祐太朗監督とのからみ。
ドン底で悲惨な状況の中で見せるイノセントでこその幸福。
松浦祐也と中村祐太朗のシーンにはドキリとさせられるし、高校生相手に斡旋する時だけ上から目線になるのもいい。
ラストの電話の主が誰からなのか。想定する数だけ楽しめる。
風祭ゆきは女医の役。
片山慎三監督、本作が長編デビュー作。ほぼ自主製作的に作った(作れた)故もあろうが、次作をついつい期待したくなる。
金は出すけど、口は出さないスポンサー現れんかな。
竹洞組などでは、そのキャラ作りの過剰性はどうなのかと懐疑的でしたが、近作の出演作を見るとピンクで鍛えた実力を感じ取れる松浦祐也。
同じくピンク映画出演の多い和田光沙さんだが、出演作の関係か、あまり遭遇したことがない。
今年に入って「ぐしょ濡れ女神は今日もイク!」くらいかなと記憶していたけど「弱腰OL 控えめな腰使い」のミニコミ誌編集長も和田さんでした。
下はオークラで「ぐしょ濡れ女神は今日もイク!」の際に頂いたサイン。本作の存在はチラシで知っていて注目はしていたもののスルー寄りであったところ。このイベントを通じて絶対観ようと考えが変わったのでした。で、それは大正解。
本作のあと初ピンク主演「牝と淫獣 お尻でクラクラ」も観たが、もう個人的に和田光沙ブレイク感が半端ない。
只今上映拡大中。祝・大ヒット!
ヒューマントラストシネマ有楽町