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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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第101回全国高校野球選手権大会 第8日目(1)

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3年前に現地まで行き入場適わなかった甲子園大会
今年は徹夜敢行で2日間、計6試合観戦(敦賀気比vs國學院久我山は2回の攻防までなのでノーカウント)
9年ぶり5回目の夏大会。


第101回全国高校野球選手権大会 第8日目
2回戦
第一試合
履正社(大阪)vs津田学園(三重)




そもそも静高が初戦敗退したら今年の甲子園行きは見合わせるつもりだったのに。第9日の3試合がなかなか良い組み合わせ。どうせならもう1日前の第8日目と連続観戦。
静高を破った津田学園がいろいろな意味で興味深かったし、混雑必至の組み合わせながら徹夜すればなんとかなるんでしょうに。で、初体験。

比較的混雑緩いと思われる三塁側特別自由席。推しのチームはほぼ三塁側ということもあって。

スターティング・オーダー



1回戦、静高を熱投で抑えたプロ注目の速球派右腕。前投手。

同じくプロ注目の速球派、霞ヶ浦の鈴木投手を完璧に攻略した履正社に対してどんな投球を見せるか。前対履正社打線が見どころ。

前佑囲斗投手は恵まれた体躯と少しオヤジ顔なところが好感材料。これでもこの日が18歳のお誕生日。


対する履正社は清水投手。

とにかく履正社の打球が痛烈。静高を封じた前投手の球をいとも簡単に飛ばしていく。
履正社の打撃力が凄いのか、前投手が第1戦ほどの調子じゃないのか、スタンドからは不明でしたが、まるごと動画を見ると酷暑160超球の熱投の影響は明らかだったみたい。

また、両チームの1番打者が魅力的です。
長打力を持った核弾頭、履正社・桃谷選手



俊足二塁手、津田学園・大音選手


3回早くも前投手を引き釣り下した履正社。頼みの前が通じないとなるとワンサイドになってしまうのか?

しかしスリークォーターの二番手降井投手が好投する。このような二番手も居るのか。140超の球威と切れるスライダー。
このような隠れた人材は東都の2部あたりで輝いてほしい、なんて言うと失礼ですか。
ただ、振井投手の写真撮り損ねてるやん。味方の反撃を待つ。


5回津田学園の反撃。キター、応援団の重低音。
曲名判明「スナール」
選抜で戦った龍谷大平安の「怪しいボレロ」に感銘を受け、うちにもあんな曲をと作ったんだか探してきたんだか、オリジナル曲。
この重低音を甲子園で味わってみたい。静高戦の動画観戦で思ったものです。
平安をパクらなかったのは偉いし、他校も見習って欲しい。応援は定番プラスオリジナリティが大事。
津田学園は他にもWe will Rock You、アフリカンシンフォニーなど重低音を利かした選曲に迫力がある。
アルプスのグリーン軍が雄たけびを上げる。

ジリジリと追い上げる津田学園。いい感じ。
しかし、6回裏、バッテリーエラーが出て追加点献上。追う身で劣勢の津田学園にとって何とも痛く惜しい失点。
せっかく履正社の暴投で1点目をもらっていたのに律儀にお返ししてしまっては流れは来ない。

結局、履正社が逃げ切る。点差以上の格の違いを感じました。上には上が居るなぁ。




8回裏、好投を続ける降井投手に替えて再びエース前投手をマウンドへ送る。温情とも言えるこの継投はどうなんでしょう。敵は完全に攻略していたぞ。一つアウトを取り事無きを得たけどハラハラした。



2度目出場の津田学園。結局のところ好投手を擁しながらも、まだ全国制覇へのチームプランが出来てなかったと言えるかも。
この経験からいつか全国を狙えるチームを甲子園に引き連れてくる可能性は大いにあるし、応援も含めその資格はある。三重高校もうかうかしてられんぞ。







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