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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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永田利樹 Special Live The KANREKI 3days 3日目

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Toshiki Nagata Special Live The KANREKI at Pit Inn / 3days


予約は入れておいたものの、当日はかなり強い台風接近で迷ったんだが。
終演は22時を過ぎるだろう、その時間にどの程度接近しているか?
えーい、ままよ!電車止まったら地下鉄で職場まで出るかネットカフェにでも避難しよう。びしょ濡れ対策の着替えやタオルまで用意して決行。
これが大正解の大満足でした。

主催者の配慮で90分1セットに変更。

終了は10分ほど押したがアンコール無しで切り上げ。おかげで何の影響もなく帰宅もできた。

永田利樹氏の還暦記念ライブ
30年近く前に早坂紗知さんのライブは2回見てる。そこのベース永田利樹さんが還暦を迎えるのか。同学年てことだな。
さらにゲストにカルメン・マキとあって、興味を持った。
カルメン・マキ、失礼ながら最近の活動に関して全く存じ上げない。
子供の頃ヒットした「時には母のない子のように」は好きだったし
1975年のワールド・ロック・フェステバルでカルメン・マキ&OZのステージを観ている。44年ぶりって事だ。
あと、メンバーでは林栄一も30年近く前に一度見ているはず。

永田利樹のベースソロからメンバー一人づつ加わっていくオープニング、カッコいい。
まず林栄一が楽屋から現れるとベースが弓弾きになる。後方のバーカウンターから伊藤志宏のピアノが彩を添え、竹村一哲のドラムが加わり俄然熱を帯びてきた
ところで早坂紗知ssで登場。
女性蔑視とかじゃなくあくまで個人的好みの問題だが、ロック女子は歓迎するも、ジャズの女子加入はヴォーカルとピアノまでに留めておきたい。特に管楽器は絵的に好きじゃない。しかし早坂紗知さんだけは別だ。まだ女性Saxが珍しい頃にステージを観ている縁もあるけど、そのプレイはカッコ良いお姉ちゃんと思ったもんだ。
最後はゲストのカルメン・マキ参加。このフリーなジャズバンドとどんなコラボを見せてくれるのか。不安と期待。Voと朗読とある。朗読?アングラ要素というのはつきまとう。
黒ずくめの衣装で少しずんぐりした体型。しかしハーフらしい鼻筋の通ったルックスは健在で素敵なおばちゃんになってる。
まず寺山修司の詩朗読。バックでアルトとソプラノがキュコキュコ鳴っててピットインが劇空間。
続いてブルース曲を歌う(西岡恭三のナンバー)朗読アングラな雰囲気もいいけどやはり歌ってこそ。
2曲目、林栄一に変わって早坂紗知。
このマキちゃん、サっちゃんの女子を前面にフィーチュアした「ありがたき不幸せ」って曲のカッコ良さったら。来てよかったー!
カルメン・マキ。J-ROCKのREGEND
その後もオリジナル曲などで魅了する。

すっかり好々爺然の林栄一さん。林栄一の静と早坂紗知の動。クールや。
早坂さん時にソプラノ、アルト一気に2本咥えとるし・・・

途中から孝行息子のRio(bs)も加わり三管の迫力。永田利樹オリジナル曲をご機嫌に。
再びカルメン・マキ登場。彼女は鳴り物担当もかねて鈴やベルなどパーカション鳴らすフリージャズな雰囲気。
ピアノとドラムがまた素晴らしく良いのだなぁ。
ひとたびカルメン・マキが歌い出すと、フリージャズからサッとバック・バンドに変わる感じが面白い。しかしあくまで自由。

同一メンバーは難しいかもだけど永田利樹と共に活動しているらしいので、またこの融合ライブ、機会あったら観たい。
よくよく考えるとエレキギターの入ってないロックってのも貴重。
清志郎と梅津和時だって仲井戸麗市の存在あるもんね。

永田利樹によるメンバー紹介。
私の妻でもある早坂紗知!
えっ!この辺の情報に疎くって、今の今までご夫婦だと知りませんでした。早坂さんの息子が同じ世界に入り親子共演したりしているってのは聞いてたけどファミリーだったのですね。
30年近く前に観ていたころは既に、なのかしら。

中村誠一が幸せもののお父ちゃんだが、永田利樹も幸せ者じゃないか。紗知さんを「いつも影となり日向となり支えてくれる。ほとんど日向か?」って紹介、ウケた。
楽器的にはそうなるだろうけど実生活はどうなんでしょ。

永田利樹様、還暦おめでとうございます。
最高のライブをありがとうございました。









早坂紗知さんによるリポート


https://twitter.com/pit_inn_/status/1170693033492238337?s=20


2019年9月8日 新宿ピットイン

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