「脚本家 新藤兼人」
「悪党」1965年 東京映画 監督・脚本:新藤兼人
原作は谷崎潤一郎「顔世」。南北朝時代、侍従から絶世の美女の話を聞いた高師直は兼好法師に恋文を書かせるが・・・。前半の小沢栄太郎と乙羽信子のコミカルなやり取りから一転、後半は生首が並ぶ壮絶展開に。素晴らしい脚本と引き締まった画面で魅せる新藤兼人壮年期の傑作!
いつの時代もバカな権力者に振り回される部下は哀しい。世の常か。。
岸田今日子・顔世の美しさ艶かしさ必見。死しても尚美しい。
湯あみのシーンでお付きの者が沢山の布で顔世の濡れた肌をポンポン叩いて雫、拭き取るの偉い印象的。
悪事の前に見える塩冶判官(木村功)と顔世の矜持が美しくも痛快である。
師直(小沢栄太郎)と侍従(乙羽信子)のコメディ要素濃い前半。巨匠に痴漢電車シリーズ撮ってもらいたかったなw
シネマヴェーラ渋谷
「悪党」1965年 東京映画 監督・脚本:新藤兼人
原作は谷崎潤一郎「顔世」。南北朝時代、侍従から絶世の美女の話を聞いた高師直は兼好法師に恋文を書かせるが・・・。前半の小沢栄太郎と乙羽信子のコミカルなやり取りから一転、後半は生首が並ぶ壮絶展開に。素晴らしい脚本と引き締まった画面で魅せる新藤兼人壮年期の傑作!
いつの時代もバカな権力者に振り回される部下は哀しい。世の常か。。
岸田今日子・顔世の美しさ艶かしさ必見。死しても尚美しい。
湯あみのシーンでお付きの者が沢山の布で顔世の濡れた肌をポンポン叩いて雫、拭き取るの偉い印象的。
悪事の前に見える塩冶判官(木村功)と顔世の矜持が美しくも痛快である。
師直(小沢栄太郎)と侍従(乙羽信子)のコメディ要素濃い前半。巨匠に痴漢電車シリーズ撮ってもらいたかったなw
シネマヴェーラ渋谷