「カセットテープ・ダイアリーズ」

「カセットテープ・ダイアリーズ」2019年　英　監督：グリンダ・チャーダ
BLINDED BY THE LIGHT

１９87年、イギリスの田舎町ルートン。音楽好きなパキスタン系の高校生ジャベドは、閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な親から価値観を押し付けられることに鬱屈とした思いを抱えていた。しかしある日、ブルース・スプリングスティーンの音楽を知ったことをきっかけに、彼の人生は変わり始める。



ブルース・スブリングスティーンは多く聴いてたわけじゃないけど流石にヒット曲は解るな。
ムスリムの青年がボス童貞卒業する嵐の夜が最高！音楽との出合い。歌詞の文字が投影されるファンタジー感。歌詞大事。
ファション真似たり生地訪問したりとボスオタク全開だけど彼には文才があったのね。これ実話ベース。
そして、夢を追う事と現実を見る事は決して相反する事ではない。泣いた。



パキスタン人の主人公はブリティッシュにおける人種問題や差別の中に生きている。
それでも、彼の才能を見出だす女教師や近所の老人、差別から守る幼馴染親友とその親父、ボスを教えた友に反サッチャーでレイシストと戦う可愛い彼女、家族、皆素敵なので然程の悲壮感は無い。音楽の楽しさを感じられればいいっていう映画。すなわち最高って事で！






クレオ先生　ヘイリー・アトウェル
いかん、また映画の中で脇を固める熟女優に見惚れてた。
なんだろ役柄かもしれないが、色気があるんだか無いんだか、おっかないんだか優しいんだか、結局色っぽい。
ちょっとお顔は由美かおるみたいなチャーミングさ。
調べたらアベンジャーズとかに出てたらしいが、そりゃ知る由もなし。





あとパキスタン人の妹ちゃんも〇。





出来立てのTOHOシネマス池袋　２０２０年７月