「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」2020年 京都アニメーション 監督:石立太一
人々に深い傷を残した戦争が終結して数年、新しい技術の開発によって生活にも少しずつ変化が現れ、人々は前を向いて歩み始めた。ヴァイオレットも大切な人であるギルベルトがどこかで生きていることを信じ、彼への思いを抱えて生きている。ある時、ギルベルトの兄ディートフリートと対面したヴァイオレットは、ギルベルトのことを忘れるよう諭される。しかし、ヴァイオレットにとってギルベルトを忘れるなどできないことだった。そんな彼女に、ユリスという少年から代筆の依頼が入る。時を同じくして、ヴァイオレットが働くC.H郵便社に宛先不明の一通の手紙が届き……。
2018年にテレビ放送された京都アニメーションによる人気アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の完全新作劇場版。
TVシリーズを見ずとも、何の知識もなくとも大丈夫だと聞いたんで敢えて事前知識入れずに見たら、主人公が代書屋ではないか。一行抹消はしない。
文明の移り変わりによって廃れてしまう職業、それでもやはり手紙っていいなと思えるし、新たに登場してくるイケ好かない機械にも良い点が描かれてるのは好き。
ドールと呼ばれるヴァイオレットちゃんがお淑やかな動きと感情を排したしゃべりでしかも義手だから、人なのか?機械なのか?戸惑う。明らかに何かが欠損している感じは、孤児から幼いうちに武器扱いで過酷な戦争の経験から来るものだろうと解ってくる。
それにしても少佐に対してあまりにも柔順であるがために恋愛方面へ進むのはちょっと気味が悪い。
ヴァイオレットちゃんに灯台で唐突に冗談言わせるセンスは微妙。
冒頭から涙腺にジャブかましてくるので手強いぞと思ったら病床の死に行く少年のごめんなさいに完全にやられてしまったではないか。
大切な事を伝えられる時に素直に伝える事ができるのは素敵だけど、なかなかそうは行かない。失った人に伝えられなかった後悔を抱えて生きるのも程度によるが、まんざらじゃない。
TVシリーズ?鑑賞後にwikiで内容確認したから、ま、いっか。
2021年2月
UPLINK渋谷
人々に深い傷を残した戦争が終結して数年、新しい技術の開発によって生活にも少しずつ変化が現れ、人々は前を向いて歩み始めた。ヴァイオレットも大切な人であるギルベルトがどこかで生きていることを信じ、彼への思いを抱えて生きている。ある時、ギルベルトの兄ディートフリートと対面したヴァイオレットは、ギルベルトのことを忘れるよう諭される。しかし、ヴァイオレットにとってギルベルトを忘れるなどできないことだった。そんな彼女に、ユリスという少年から代筆の依頼が入る。時を同じくして、ヴァイオレットが働くC.H郵便社に宛先不明の一通の手紙が届き……。
2018年にテレビ放送された京都アニメーションによる人気アニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の完全新作劇場版。
TVシリーズを見ずとも、何の知識もなくとも大丈夫だと聞いたんで敢えて事前知識入れずに見たら、主人公が代書屋ではないか。一行抹消はしない。
文明の移り変わりによって廃れてしまう職業、それでもやはり手紙っていいなと思えるし、新たに登場してくるイケ好かない機械にも良い点が描かれてるのは好き。
ドールと呼ばれるヴァイオレットちゃんがお淑やかな動きと感情を排したしゃべりでしかも義手だから、人なのか?機械なのか?戸惑う。明らかに何かが欠損している感じは、孤児から幼いうちに武器扱いで過酷な戦争の経験から来るものだろうと解ってくる。
それにしても少佐に対してあまりにも柔順であるがために恋愛方面へ進むのはちょっと気味が悪い。
ヴァイオレットちゃんに灯台で唐突に冗談言わせるセンスは微妙。
冒頭から涙腺にジャブかましてくるので手強いぞと思ったら病床の死に行く少年のごめんなさいに完全にやられてしまったではないか。
大切な事を伝えられる時に素直に伝える事ができるのは素敵だけど、なかなかそうは行かない。失った人に伝えられなかった後悔を抱えて生きるのも程度によるが、まんざらじゃない。
TVシリーズ?鑑賞後にwikiで内容確認したから、ま、いっか。
2021年2月
UPLINK渋谷