「スワロウテイル」1996年 日本ヘラルド映画 監督:岩井俊二
紙幣偽造のデータを手に入れた娼婦のグリコは、中国系移民のヒョウたちとニセ札造りを始めた。ライブハウスを買い取り、歌手として有名になっていく彼女だったが……。近未来の架空の都市“円都(イェンタウン)”を舞台に、若者たちの姿を描いた作品。
四半世紀ぶり鑑賞。当時の興奮蘇った。
我ながらとても良く憶えてたけど洞口さんの出演は忘れてたので得した気分。
無国籍で近未来的な作品だったが今の時代に見るとこの国の外国人労働問題なんかと重なり少し恐ろしいわけだが、本作はそんなことを気にせず、フェイフォンが金を掴んでライブハウスを作りYenTownBand結成からブレイクまでのワクワク感を楽しめば良い。
小林武史とCharaグリコ最高だから!
2021年1月 池袋 新文芸坐 Chara with Yen town band - My way
特にフェイフォンが振り返ると、YEN TOWN BANDの看板がクレーンで吊るされていくシーンが最高に好き。
夢見たバンドの成功を象徴するシーンで、2017年から追いかけてるSSWカネコアヤノの武道館ワンマンが決まったと聞いた時もこのシーンを思い出していた。。