落語家の川柳川柳さんが死去 音楽ネタで人気、90歳
音楽を取り入れた新作落語で知られた落語家の川柳川柳(かわやなぎ・せんりゅう、本名加藤利男=かとう・としを)さんが17日、死去した。90歳。埼玉県出身。
1955年に六代目三遊亭円生に入門し、74年に真打ちに昇進。円生の落語協会脱退に伴い、78年に五代目柳家小さんさんの門下となった。
つばの広い帽子ソンブレロをかぶってギターを手に、ラテン風の音楽を奏でながら演じたネタ「ラ・マラゲーニャ」などで注目された。
太平洋戦争前後の自身の体験を基に、日本の流行音楽を通して、世相の移り変わりを描いた自作落語「歌でつづる太平洋戦史」(通称ガーコン)は代名詞となった。
共同通信
____________________________________________
ガーコン逝く。
ついにこの日が来た。高齢だから覚悟はしていたけれど。。。
晩年、もうそんなに沢山は見られないだろうと年1くらいで追っかけ、いや生存確認していたのだけれど。もっと歌を聴きたかった。
いつだったか浅草演芸ホールに行った時、川柳師の出番は既に終わっていて、おばちゃんたちが「今日の川柳さん、「弥次郎」やったのよ、珍しいわね」と話しているのを聞き、貴重な高座を逃したことで地団太踏んだもんだ。もし、間に合っていたら、「ガーコン」聴けなかったと、やはり地団太踏んだであろう。
好きなエピソードは
川柳「兄さん、奢ってくださいよ」
兄弟子「金が無いんだよ」
川柳「私が貸しますから奢ってください」
困ったエピソードは
酔って円生師匠の家の玄関でう〇こしちゃった事。
渋谷のジャンジャンで新作落語の会に行った時、正月でヘベのレケだった高座。楽屋でステテコ一丁の姿を見て、カッコいい爺さんだな、と思ったもんだ。
「ガーコン」で
「今でも新宿あたりに行くと居ますよ、こんなして・・・」とジャズノリの仕草に入る。その度「今時、そんあやつは居ねえ」と心中突っ込むのが毎度だが、先日(今年ですよ)新宿歌舞伎町でそんなノリの青年を見かけて「リアル・ガーコン!」と偉く感動したっけ。。。
生で聴けてはいないけどテープで持ってる「川柳のヰタ・セクスアリス」絶品だ。今夜、聴こう。
高座で聴けたのは「ガーコン」でお馴染みの「歌は世につれ」ネタ、「ジャズ息子」「ラ・マラゲニヤ」くらいですか。
古い記録は初聴きネタしか付けていないのでネタ数は当然少ない。
追悼の意味で平成9年からの出会い高座記録並べるよん。
平成9年12月29日 末広亭二朝会 「ジャズ息子」
平成17年8月12日 浅草演芸ホール中席 「ガーコン」
平成19年2月8日 末廣亭上席 「ガーコン」
平成20年6月6日 末廣亭上席 「ラ・マラゲニヤ」
平成21年2月7日 末廣亭上席 「ガーコン」
平成23年3月27日 傘寿を祝う会 「大ガーコン」
平成24年1月25日 浅草演芸ホール下席 「センバツ行進曲」
平成25年12月3日 末廣亭上席 「歌は世につれ(高校野球)」
平成27年3月23日 84歳の誕生日を祝う会 「ガーコン(長講)」
平成29年3月23日 86歳を祝う会「ガーコン」
これだけか。もっと聴きたかった。
川柳百席
音楽を取り入れた新作落語で知られた落語家の川柳川柳(かわやなぎ・せんりゅう、本名加藤利男=かとう・としを)さんが17日、死去した。90歳。埼玉県出身。
1955年に六代目三遊亭円生に入門し、74年に真打ちに昇進。円生の落語協会脱退に伴い、78年に五代目柳家小さんさんの門下となった。
つばの広い帽子ソンブレロをかぶってギターを手に、ラテン風の音楽を奏でながら演じたネタ「ラ・マラゲーニャ」などで注目された。
太平洋戦争前後の自身の体験を基に、日本の流行音楽を通して、世相の移り変わりを描いた自作落語「歌でつづる太平洋戦史」(通称ガーコン)は代名詞となった。
共同通信
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ガーコン逝く。
ついにこの日が来た。高齢だから覚悟はしていたけれど。。。
晩年、もうそんなに沢山は見られないだろうと年1くらいで追っかけ、いや生存確認していたのだけれど。もっと歌を聴きたかった。
いつだったか浅草演芸ホールに行った時、川柳師の出番は既に終わっていて、おばちゃんたちが「今日の川柳さん、「弥次郎」やったのよ、珍しいわね」と話しているのを聞き、貴重な高座を逃したことで地団太踏んだもんだ。もし、間に合っていたら、「ガーコン」聴けなかったと、やはり地団太踏んだであろう。
好きなエピソードは
川柳「兄さん、奢ってくださいよ」
兄弟子「金が無いんだよ」
川柳「私が貸しますから奢ってください」
困ったエピソードは
酔って円生師匠の家の玄関でう〇こしちゃった事。
渋谷のジャンジャンで新作落語の会に行った時、正月でヘベのレケだった高座。楽屋でステテコ一丁の姿を見て、カッコいい爺さんだな、と思ったもんだ。
「ガーコン」で
「今でも新宿あたりに行くと居ますよ、こんなして・・・」とジャズノリの仕草に入る。その度「今時、そんあやつは居ねえ」と心中突っ込むのが毎度だが、先日(今年ですよ)新宿歌舞伎町でそんなノリの青年を見かけて「リアル・ガーコン!」と偉く感動したっけ。。。
生で聴けてはいないけどテープで持ってる「川柳のヰタ・セクスアリス」絶品だ。今夜、聴こう。
高座で聴けたのは「ガーコン」でお馴染みの「歌は世につれ」ネタ、「ジャズ息子」「ラ・マラゲニヤ」くらいですか。
古い記録は初聴きネタしか付けていないのでネタ数は当然少ない。
追悼の意味で平成9年からの出会い高座記録並べるよん。
平成9年12月29日 末広亭二朝会 「ジャズ息子」
平成17年8月12日 浅草演芸ホール中席 「ガーコン」
平成19年2月8日 末廣亭上席 「ガーコン」
平成20年6月6日 末廣亭上席 「ラ・マラゲニヤ」
平成21年2月7日 末廣亭上席 「ガーコン」
平成23年3月27日 傘寿を祝う会 「大ガーコン」
平成24年1月25日 浅草演芸ホール下席 「センバツ行進曲」
平成25年12月3日 末廣亭上席 「歌は世につれ(高校野球)」
平成27年3月23日 84歳の誕生日を祝う会 「ガーコン(長講)」
平成29年3月23日 86歳を祝う会「ガーコン」
これだけか。もっと聴きたかった。
川柳百席