明大が6季ぶり41度目の優勝 立大に延長サヨナラ勝ちで決めた!主力不在も“一丸”
◇東京六大学野球春季リーグ戦第7週最終日 3回戦 明大1―0立大(2022年5月23日 神宮)
明大が延長11回、1死満塁から蓑尾の右犠飛でサヨナラ勝ち。19年春以来、6シーズンぶり41度目の優勝を決めた。
先発の蒔田が10回まで懸命の投球。しかし打線が立大・荘司に苦しみ8回までわずか2安打。11回から左腕千葉をマウンドに送り、その裏2安打と四球の好機に蓑尾が右翼へ打ち上げ決着をつけた。
今季は主将の村松が2月に右膝を手術。エース候補の左腕・藤江も肘の不調でベンチ外と苦戦が予想された。しかし蒔田、村田の3年生右腕2人が試合ごとに成長。村田が5勝、蒔田が4勝と“ダブルエース”となり、チームを支えた。打線も2年の宗山が常に4割以上をマーク。主砲・上田が15打点と主将の抜けた穴を埋めた。
コロナ禍でオープン戦スタートは他校から遅れる3月16日。全体練習も不足して「投げられる投手がいなくて3連戦が組めない」とリーグ戦前は嘆いていた田中武宏監督も、ナインに胴上げされ最高の笑みを浮かべた。ベンチで声を枯らしてナインを鼓舞した村松主将は「ベンチに入っている者も入っていない者も一丸となっての勝利です」と大きく胸を張っていた。
スポニチAnnex_______________________________________
今季の六大学野球は主にAbemaTVで観戦していたけれど白熱のカードが多くて面白かった。4年生は高校時代から見守って来た世代になるというのもあるけれど、広澤克実の居酒屋解説やtwitterTLの写真班(?)の皆様により近年稀に見るミーハー明治応援者でもありました。
勝ち点制が復活したのが何よりで、明治を中心にリーグ戦が満喫。東大も未勝利に終わったけれど善戦に次ぐ善戦で楽しませてくれたし、当の明大にしても最初のカード東大戦は圧倒したが、次の早稲田戦は〇●〇で2戦3戦は1点差ゲーム。法政戦は●△〇〇、1敗の後第2戦を9回に追いつき延長12回引き分け、3戦目を1点差勝利して勝ち点を奪った。慶応戦も3戦まで持ち込む接戦の末勝ち点。そして互いに優勝のかかった立教戦は先敗を覚悟した土壇場で追い付き延長12回の死闘引き分けから2戦3戦も1点差ゲームの薄氷でついに延長11回サヨナラ犠飛で優勝を決めたのだ。他でも慶法戦の3試合連続サヨナラ決着なんてのもあった。
明治はプロ入りを狙う村松主将に大注目だったわけだが、2月に膝の手術をした影響でベンチでチームを引っ張った。あらためて主将という役割の大きさも実感できる春季リーグ戦だった。終盤代打での出場も果たしたので全日本選手権での更なる出場と活躍を期待したい。無理はせずにね。ただ村松選手は静高3年時の夏も故障でベンチだった。そのあたりがちょっと気にはなるが、高校の時の経験も活かされてるんでしょう。
胴上げされる村松開人主将(静岡・4年)
リーグ戦を通じての個人的ベストシーンは早稲田対東大の2回戦。6-5の東大1点リードで迎えた9回裏も二死。打者印出(中京大中京・2年)の打った一邪飛にナイスファイトでダイビングした梅林一塁手(静岡・3年)邪飛は当然取れなかったがなんとか勝利したいという東大の気持ちと、勝利の遠さ難しさを感じたし、彼のプレーには胸熱だった。
明治は全日本で東都の亜細亜ともども頑張っていただきたい。
そして秋には村松主将の復活、梅林(東大)木下(法政)黒岩(立教)來音(慶應)の静高勢、更なる活躍。渋谷(早稲田)池田(法政)高須(明治)の1年生組のデビューはまだかな?
頼れる明治のアイドル Louis&Cute
◇東京六大学野球春季リーグ戦第7週最終日 3回戦 明大1―0立大(2022年5月23日 神宮)
明大が延長11回、1死満塁から蓑尾の右犠飛でサヨナラ勝ち。19年春以来、6シーズンぶり41度目の優勝を決めた。
先発の蒔田が10回まで懸命の投球。しかし打線が立大・荘司に苦しみ8回までわずか2安打。11回から左腕千葉をマウンドに送り、その裏2安打と四球の好機に蓑尾が右翼へ打ち上げ決着をつけた。
今季は主将の村松が2月に右膝を手術。エース候補の左腕・藤江も肘の不調でベンチ外と苦戦が予想された。しかし蒔田、村田の3年生右腕2人が試合ごとに成長。村田が5勝、蒔田が4勝と“ダブルエース”となり、チームを支えた。打線も2年の宗山が常に4割以上をマーク。主砲・上田が15打点と主将の抜けた穴を埋めた。
コロナ禍でオープン戦スタートは他校から遅れる3月16日。全体練習も不足して「投げられる投手がいなくて3連戦が組めない」とリーグ戦前は嘆いていた田中武宏監督も、ナインに胴上げされ最高の笑みを浮かべた。ベンチで声を枯らしてナインを鼓舞した村松主将は「ベンチに入っている者も入っていない者も一丸となっての勝利です」と大きく胸を張っていた。
スポニチAnnex_______________________________________
今季の六大学野球は主にAbemaTVで観戦していたけれど白熱のカードが多くて面白かった。4年生は高校時代から見守って来た世代になるというのもあるけれど、広澤克実の居酒屋解説やtwitterTLの写真班(?)の皆様により近年稀に見るミーハー明治応援者でもありました。
勝ち点制が復活したのが何よりで、明治を中心にリーグ戦が満喫。東大も未勝利に終わったけれど善戦に次ぐ善戦で楽しませてくれたし、当の明大にしても最初のカード東大戦は圧倒したが、次の早稲田戦は〇●〇で2戦3戦は1点差ゲーム。法政戦は●△〇〇、1敗の後第2戦を9回に追いつき延長12回引き分け、3戦目を1点差勝利して勝ち点を奪った。慶応戦も3戦まで持ち込む接戦の末勝ち点。そして互いに優勝のかかった立教戦は先敗を覚悟した土壇場で追い付き延長12回の死闘引き分けから2戦3戦も1点差ゲームの薄氷でついに延長11回サヨナラ犠飛で優勝を決めたのだ。他でも慶法戦の3試合連続サヨナラ決着なんてのもあった。
明治はプロ入りを狙う村松主将に大注目だったわけだが、2月に膝の手術をした影響でベンチでチームを引っ張った。あらためて主将という役割の大きさも実感できる春季リーグ戦だった。終盤代打での出場も果たしたので全日本選手権での更なる出場と活躍を期待したい。無理はせずにね。ただ村松選手は静高3年時の夏も故障でベンチだった。そのあたりがちょっと気にはなるが、高校の時の経験も活かされてるんでしょう。
胴上げされる村松開人主将(静岡・4年)
リーグ戦を通じての個人的ベストシーンは早稲田対東大の2回戦。6-5の東大1点リードで迎えた9回裏も二死。打者印出(中京大中京・2年)の打った一邪飛にナイスファイトでダイビングした梅林一塁手(静岡・3年)邪飛は当然取れなかったがなんとか勝利したいという東大の気持ちと、勝利の遠さ難しさを感じたし、彼のプレーには胸熱だった。
明治は全日本で東都の亜細亜ともども頑張っていただきたい。
そして秋には村松主将の復活、梅林(東大)木下(法政)黒岩(立教)來音(慶應)の静高勢、更なる活躍。渋谷(早稲田)池田(法政)高須(明治)の1年生組のデビューはまだかな?
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