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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「愛なのに」

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L/R15 城定秀夫✖今泉力哉 LEFT SIDE

「愛なのに」2022年 レオーネ:SPOTTED PRODUCTIONS 監督:城定秀夫 脚本:今泉力哉・城定秀夫

古本屋の店主・多田は、店に通う女子高生・岬から求婚されるが、多田には一花という忘れられない存在の女性がいた。一方、結婚式の準備に追われる一花は、婚約相手の亮介とウェディングプランナーの美樹が男女の関係になっていることを知らずにいた。
城定と今泉が互いに脚本を提供しあってR15+指定のラブストーリー映画を製作するコラボレーション企画の1本。




主演の瀬戸康史は眼鏡に髭の真面目青年で冴えない感じでしたが、実は、瀬戸康史、超イケメンなんですね。
中島歩。最初気づかなかったけれど、この声、このゆったり口調・・・「偶然と想像」に出てた人だと気づく。



中島歩氏の名誉のために言うと、あくまで役の中でのことですから。実際はどうだか知らんけど。
同じような役が続くので鑑賞中、脳内が「偶然?」と想像状態になってしまったでないの。
それにしても身も蓋もない展開。中島歩もたいして傷つかずに「え、そうなの」みたいに飄々としてるのいい。



「由宇子の天秤」にも出てた河合優実がお目当てだったのに(十分、いや、さらに良い女子高生でした)中島歩と向里祐香、さとうほなみの身も蓋もないコメディにかなり笑わされて、とんでもない展開じゃないかーと思った途端タイトル「愛なのに」が浮かんで激笑になった。
ちゃんと眼鏡のウエディングプランナー熊本(向井里祐香)言い方があるだろう!



河合優美の両親役で佐倉萌と守屋文雄が個人的にはジワる。
もし、山口美也子をキャスティングするなら祖母役になっちゃうわけだ。時代・・・。

城定、今泉の化学反応については、面白かったけれど、お互い自身の脚本で撮るんで良いんでないかと思った。
また、常々、今泉監督にはピンク映画を撮って欲しいと願っていたけれど、それもなんか違うんじゃないかと思った。



















新宿武蔵野館
2022年3月



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