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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「東京アンタッチャブル」

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「役を生きる 女優・渡辺美佐子」

「東京アンタッチャブル」1962年 東映 監督:村山新治 35mm

宝石強盗で三國連太郎に逮捕された丹波哲郎が脱獄。第二の事件が起こり三國は部下の高倉健と共に後を追うが・・・。追い詰められた丹波が健さんの恋人・三田佳子を人質に取るクライマックスがスリリング。丹波の情婦・渡辺と三國のラブ・シーンや階段を活かした演出が冴える。村山監督のセンスが光る一本。

丹波哲郎、雷雨の梯子脱獄(そんな上手く行くんかい)のオープニング。
水着とパジャマが可愛い三田佳子が若き高倉健と赤プリ・プールや後楽園遊園地デート。犯人丹波を取り逃がしたショックから恋人三田佳子を連れ込み宿に誘うが、清純なる佳子ちゃんに振られる健さん。



主任刑事のグラサン三國連太郎は犯人丹波哲郎とは宿敵関係で取り逃がした高倉健を詰る詰る。



渡辺美佐子はバーのママで三國連太郎刑事に積極攻勢。奥さんに死なれて子供を塩原に預けてる三國連太郎も、据え膳食う気になるも署に電話連絡すると渡辺美佐子のバーのバーテン射殺事件で現場直行。



渡辺美佐子の積極キス・シーンが良い。けれども最終的には「いいパパ、いい主任さん」で終わるのも良い。

三田佳子を盾に倉庫に立て籠もる丹波哲郎を追い詰める終盤のハラハラ。高倉健、殉職することなく、丹波落下死。三國痛恨。

仲間の自供でペラペラしゃべっちゃう潮健児が可愛い。所謂船徳自白てやつ。



シネマヴェーラ渋谷
2022年2月

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