WIND PARADE 2022
2022年9月11日
秩父ミューズパーク
“大空の下、風を感じながら楽しむ世代を超えたグッドミュージック”をテーマに開催される新たな野外イベント「WIND PARADE」。
初開催の今年度出演者は、ともに2010年台半ばのデビューから、2020年台にかけて急激にその存在感を強めている折坂悠太とカネコアヤノ。90年代末のメジャーデビュー以降、常に日本のロックシーントップを走り続け、結成25周年イヤーのくるり。そしてヘッドライナーに、今年3月LIQUIDROOMの2DAYS公演即完も記憶に新しい、フィッシュマンズが決定。いずれのアーティストも年齢を問わず、幅広い年代の音楽・カルチャーファン達から大きな支持を集めている。
そんな彼らが90年代~20年代を彩った名曲の数々をパフォーマンス予定。コロナ禍の不安がまだ残る中、野外公演ならではのオープンな環境で、思い思いに彼らの奏でる音楽を楽しんで頂きたい。(公式)
カネコアヤノのワンマンライブを遠征含めて当選する限りなるべく行くようにしているのですが、まだ屋外でのライブを体験していない事に気づきました。
8月に日比谷野音のライブがありましたが、当たり前のようにチケット取れませんでした。結局このライブは本人のコロナ罹患により中野サンプラザでの屋内ライブ振替となったんですけど。
そんな折、こちらのフェスへの出演情報。フェスへの参戦は本来考えてなかったのですが(若い人たちが仲間と楽しく見るものであって老人が単独で行くにはハードルが高すぎるのでね)
メンツがあまりにも強力なので思わずチケット申し込んじゃった。案の定第一希望の指定席は外れ、第二希望の芝生自由席当選。結局芝生自由席は一般でも余裕で買えたみたい。
西武秩父まで急行乗り継ぎで行こうとしたら、すぐに特急ラビューに乗れる時間に池袋。指定席衝動買い。一日散財してしまいそう。
なにしろ時期が時期で芝生席ですから天候が気になりました。前日サッカー観戦用の雨具を何処にしまったか探さなきゃいかんな。と面倒臭がっていたら、天気予報は雨の心配ほぼ無し。
いやいや、それどころか紫外線がキツい。見えやすさと日当たりを天秤にかけてのポジショニング。
コロナ禍以降あまり野球観戦も行ってないから日焼け止めの持ち合わせがないのよ。
開演前に屋台でモツのふわ丼をかっこむ。
カネコ商店より
いつもサブスクでばっかり聴いてて、金を落とさない折坂さんに申し訳けなく思ってました。やっと金を払って生演奏を見る事ができたぞー。
入場待ちの間リハの音が聴こえてきてワクワク
重奏ライブ、よいじゃないですか。パーカッション(上裸)とサックス(女性)が入っているのがミソです。
折坂悠太は少し土着感が強いにが気になるんですけど、重奏はそれにソウルフルやらジャジーやらが加わる。やはり良いな。
トークで「風には受動的なものと主体的なものがある、みんなで良い風を起こしましょう。」って言ってて演奏始めたら本当に会場に爽やかな風が吹き渡った。
フィッシュマンズの話とかもちゃんとリスペクトのあるトーク。
「トーチ」を聴きたかったけど、満足です。
折坂悠太(重奏)
坂道
芍薬
あさま
朝顔
針の穴
鯱
無言
爆発
心
さびしさ
当フェス決まって以来、フィッシュマンズ調査は十分すぎるくらい
映画:フィシュマンズ
1週間前に映画見てからずっとフィッシュマンズ漬け。よって、くるりに関しては白紙の状態で臨む事にした。
90年代のJ-Rockなんて全くの門外漢なので。ただこの、くるりもやたらTwitterFF間で評判良いからね。
申訳けないが、出場4アーティストの中ではちょっと息抜きお休みモードで臨んだんだけど。
シンプルで解りやすいサウンド
初心者でもライブで歌詞がかなり聞き取れるのは良いですね。
この日、ファンからしてみれば、神セトリでグレイテスト・アルバム仕様なんだそうな。
やはりフィッシュマンズへリスペクトあるトーク付き。
くるり
リハ さよならリグレット
琥珀色の街、上海蟹の朝
ばらの花
ワンダーフォーゲル
ポケットの中
ハイウェイ
太陽のブルース
everybody feels the same
HOW TO GO
東京
ロックンロール
さて、いよいよお目当てカネコアヤノ氏、バンドセット。
西日の中、念願の屋外ライブ。
くるり終了と同時に前方の立ち見可能スペースへ移動。指定席のすぐ後ろ。最前列は無理だったけど2列目。随分見え方が近くなる。
Bobが辞めてドラムは照沼くんと思ったけれど、また違うのですね。
調べたら照沼くんは8月ヨーロッパ遠征で最近帰国したばかり。
ドラムの方はヒカリさんとな。
上半身裸、腕タトゥーかな(良く見えない)出で立ちは好みじゃないんですが、、、
ドラムが変わるとこうも変わるのか。シューゲイザーからハードコアパンク?
とても新生感があって、これも良きです。
特に「エメラルド」「朝になって夢からさめて」の従来落ち着きタイムの曲のアレンジが特徴的。
あと、「サマー・バケーション」でのプログレみたいなイントロとか。
そしてやはり「わたしたちへ」
昨年の武道館ライブBlu-rayも良いのですが発表前で「わたしたちへ」無いのが、なんか物足りなくてね。
最後に披露した新曲は、仙台で聴いたやつだ。勝手に「YEAH YEAH(いえいえ)」と名付けているんだけど、どんなタイトルになるのかも楽しみ。
カネコアヤノ(バンドセット)
リハ エメラルド/花ひらくまで/さよーならあなた
セゾン
愛のままを
ごあいさつ
明け方
爛漫
エメラルド
朝になって夢からさめて
祝日
サマーバケーション
アーケード
わたしたちへ
新曲
いつもどうり苦手トーク一切無しでフィシュマンズ・リスペクト・トークも当然無し。この人はこれで良い。カッコいい!
カネコアヤノが終わると同時に明るい空も翳り行く。なんちて。いやそれほど良かったです。ここで十分満足。遠い山まで来て良かった。
最後、フィシュマンズになると立ち見可能スペース最前列ゲット。
フィッシュマンズ
リハ 土曜日の夜
Go Go Round This World!
なんてったの
頼りない天使
ひこうき
Smilin’ Days, Summer Holidays
WALKING IN THE RHYTHM w/カネコアヤノ
いかれた Baby
ナイトクルージング w/カネコアヤノ、折坂悠太、岸田繁
SEASON
フェス開演前に空を仰いだ。
消えないひこうき雲もあの日のままだよ
こんどもここでずっと会える♪
1週間フィッシュマンズ漬けでしたから”にわか”でございます。
フロントの佐藤信治の居ないフィッシュマンズはどうなのか。
映画の後で観た現在のフィッシュマンズ。
・・・・欣ちゃん、やったね!
フロントが抜けてもフィッシュマンズは少し進化しつつそこに居た。決して思い出バンドじゃない。
とにかく欣ちゃん、茂木欣一である。ドラムにヴォーカル、そして人間味がモロに溢れ出すトーク。
照明とのシンクロ、さらに静寂時の虫の声。
オープンスペースでのこの浮遊感。
5曲終わって「スペシャルゲストを紹介します!カネコアヤノ!」
ありがとう!もう大盛り上がり!!!
歌詞カード片手にシャイに「WALKING IN THE RHYTHM」を歌うカネコアヤノ。フィッシュマンズとの相性は?これはこれでらしくて。この日のWALKING IN THE RHYTHMはなんて特別なものなのでしょう。
ここでもトークはしない。カネコは歌うだけでリスペクトを伝える。ある時は歌うだけで反戦メッセージを伝える。表現者として最高にカッコ良いのだ。
しゃべらないからこそ、こちらで勝手に心情を読み取る楽しさ。これってカネコアヤノの噤む歌詞にも言える事なんだけど。
「ナイトクルージング」では折坂悠太、くるりから岸田繁、カネコアヤノを迎えるサービスぶり。
一番手の折坂くんもちゃんと残ってたんだ。このイベントメインはやはりフィッシュマンズだったのだな。
秩父ミューズパークでのWIND PARADE 20222
近年で一番熱く良い音楽イベントでした。
初めての試みで運営上改善点はあるけど長く続けて欲しいよね。
メインゲートから退場するとセットリストを配っていたらしい。自分は受け取れなかったけれどSNSに画像上げてくれた方が居たので引用しました。
こういうサービスも嬉しいやね。
しかし、爺いには疲れたよ。最終のラビューに乗って心地よく爆睡。
2022年9月11日
秩父ミューズパーク
“大空の下、風を感じながら楽しむ世代を超えたグッドミュージック”をテーマに開催される新たな野外イベント「WIND PARADE」。
初開催の今年度出演者は、ともに2010年台半ばのデビューから、2020年台にかけて急激にその存在感を強めている折坂悠太とカネコアヤノ。90年代末のメジャーデビュー以降、常に日本のロックシーントップを走り続け、結成25周年イヤーのくるり。そしてヘッドライナーに、今年3月LIQUIDROOMの2DAYS公演即完も記憶に新しい、フィッシュマンズが決定。いずれのアーティストも年齢を問わず、幅広い年代の音楽・カルチャーファン達から大きな支持を集めている。
そんな彼らが90年代~20年代を彩った名曲の数々をパフォーマンス予定。コロナ禍の不安がまだ残る中、野外公演ならではのオープンな環境で、思い思いに彼らの奏でる音楽を楽しんで頂きたい。(公式)
カネコアヤノのワンマンライブを遠征含めて当選する限りなるべく行くようにしているのですが、まだ屋外でのライブを体験していない事に気づきました。
8月に日比谷野音のライブがありましたが、当たり前のようにチケット取れませんでした。結局このライブは本人のコロナ罹患により中野サンプラザでの屋内ライブ振替となったんですけど。
そんな折、こちらのフェスへの出演情報。フェスへの参戦は本来考えてなかったのですが(若い人たちが仲間と楽しく見るものであって老人が単独で行くにはハードルが高すぎるのでね)
メンツがあまりにも強力なので思わずチケット申し込んじゃった。案の定第一希望の指定席は外れ、第二希望の芝生自由席当選。結局芝生自由席は一般でも余裕で買えたみたい。
西武秩父まで急行乗り継ぎで行こうとしたら、すぐに特急ラビューに乗れる時間に池袋。指定席衝動買い。一日散財してしまいそう。
なにしろ時期が時期で芝生席ですから天候が気になりました。前日サッカー観戦用の雨具を何処にしまったか探さなきゃいかんな。と面倒臭がっていたら、天気予報は雨の心配ほぼ無し。
いやいや、それどころか紫外線がキツい。見えやすさと日当たりを天秤にかけてのポジショニング。
コロナ禍以降あまり野球観戦も行ってないから日焼け止めの持ち合わせがないのよ。
開演前に屋台でモツのふわ丼をかっこむ。
カネコ商店より
いつもサブスクでばっかり聴いてて、金を落とさない折坂さんに申し訳けなく思ってました。やっと金を払って生演奏を見る事ができたぞー。
入場待ちの間リハの音が聴こえてきてワクワク
重奏ライブ、よいじゃないですか。パーカッション(上裸)とサックス(女性)が入っているのがミソです。
折坂悠太は少し土着感が強いにが気になるんですけど、重奏はそれにソウルフルやらジャジーやらが加わる。やはり良いな。
トークで「風には受動的なものと主体的なものがある、みんなで良い風を起こしましょう。」って言ってて演奏始めたら本当に会場に爽やかな風が吹き渡った。
フィッシュマンズの話とかもちゃんとリスペクトのあるトーク。
「トーチ」を聴きたかったけど、満足です。
折坂悠太(重奏)
坂道
芍薬
あさま
朝顔
針の穴
鯱
無言
爆発
心
さびしさ
当フェス決まって以来、フィッシュマンズ調査は十分すぎるくらい
映画:フィシュマンズ
1週間前に映画見てからずっとフィッシュマンズ漬け。よって、くるりに関しては白紙の状態で臨む事にした。
90年代のJ-Rockなんて全くの門外漢なので。ただこの、くるりもやたらTwitterFF間で評判良いからね。
申訳けないが、出場4アーティストの中ではちょっと息抜きお休みモードで臨んだんだけど。
シンプルで解りやすいサウンド
初心者でもライブで歌詞がかなり聞き取れるのは良いですね。
この日、ファンからしてみれば、神セトリでグレイテスト・アルバム仕様なんだそうな。
やはりフィッシュマンズへリスペクトあるトーク付き。
くるり
リハ さよならリグレット
琥珀色の街、上海蟹の朝
ばらの花
ワンダーフォーゲル
ポケットの中
ハイウェイ
太陽のブルース
everybody feels the same
HOW TO GO
東京
ロックンロール
さて、いよいよお目当てカネコアヤノ氏、バンドセット。
西日の中、念願の屋外ライブ。
くるり終了と同時に前方の立ち見可能スペースへ移動。指定席のすぐ後ろ。最前列は無理だったけど2列目。随分見え方が近くなる。
Bobが辞めてドラムは照沼くんと思ったけれど、また違うのですね。
調べたら照沼くんは8月ヨーロッパ遠征で最近帰国したばかり。
ドラムの方はヒカリさんとな。
上半身裸、腕タトゥーかな(良く見えない)出で立ちは好みじゃないんですが、、、
ドラムが変わるとこうも変わるのか。シューゲイザーからハードコアパンク?
とても新生感があって、これも良きです。
特に「エメラルド」「朝になって夢からさめて」の従来落ち着きタイムの曲のアレンジが特徴的。
あと、「サマー・バケーション」でのプログレみたいなイントロとか。
そしてやはり「わたしたちへ」
昨年の武道館ライブBlu-rayも良いのですが発表前で「わたしたちへ」無いのが、なんか物足りなくてね。
最後に披露した新曲は、仙台で聴いたやつだ。勝手に「YEAH YEAH(いえいえ)」と名付けているんだけど、どんなタイトルになるのかも楽しみ。
カネコアヤノ(バンドセット)
リハ エメラルド/花ひらくまで/さよーならあなた
セゾン
愛のままを
ごあいさつ
明け方
爛漫
エメラルド
朝になって夢からさめて
祝日
サマーバケーション
アーケード
わたしたちへ
新曲
いつもどうり苦手トーク一切無しでフィシュマンズ・リスペクト・トークも当然無し。この人はこれで良い。カッコいい!
カネコアヤノが終わると同時に明るい空も翳り行く。なんちて。いやそれほど良かったです。ここで十分満足。遠い山まで来て良かった。
最後、フィシュマンズになると立ち見可能スペース最前列ゲット。
フィッシュマンズ
リハ 土曜日の夜
Go Go Round This World!
なんてったの
頼りない天使
ひこうき
Smilin’ Days, Summer Holidays
WALKING IN THE RHYTHM w/カネコアヤノ
いかれた Baby
ナイトクルージング w/カネコアヤノ、折坂悠太、岸田繁
SEASON
フェス開演前に空を仰いだ。
消えないひこうき雲もあの日のままだよ
こんどもここでずっと会える♪
1週間フィッシュマンズ漬けでしたから”にわか”でございます。
フロントの佐藤信治の居ないフィッシュマンズはどうなのか。
映画の後で観た現在のフィッシュマンズ。
・・・・欣ちゃん、やったね!
フロントが抜けてもフィッシュマンズは少し進化しつつそこに居た。決して思い出バンドじゃない。
とにかく欣ちゃん、茂木欣一である。ドラムにヴォーカル、そして人間味がモロに溢れ出すトーク。
照明とのシンクロ、さらに静寂時の虫の声。
オープンスペースでのこの浮遊感。
5曲終わって「スペシャルゲストを紹介します!カネコアヤノ!」
ありがとう!もう大盛り上がり!!!
歌詞カード片手にシャイに「WALKING IN THE RHYTHM」を歌うカネコアヤノ。フィッシュマンズとの相性は?これはこれでらしくて。この日のWALKING IN THE RHYTHMはなんて特別なものなのでしょう。
ここでもトークはしない。カネコは歌うだけでリスペクトを伝える。ある時は歌うだけで反戦メッセージを伝える。表現者として最高にカッコ良いのだ。
しゃべらないからこそ、こちらで勝手に心情を読み取る楽しさ。これってカネコアヤノの噤む歌詞にも言える事なんだけど。
「ナイトクルージング」では折坂悠太、くるりから岸田繁、カネコアヤノを迎えるサービスぶり。
一番手の折坂くんもちゃんと残ってたんだ。このイベントメインはやはりフィッシュマンズだったのだな。
秩父ミューズパークでのWIND PARADE 20222
近年で一番熱く良い音楽イベントでした。
初めての試みで運営上改善点はあるけど長く続けて欲しいよね。
メインゲートから退場するとセットリストを配っていたらしい。自分は受け取れなかったけれどSNSに画像上げてくれた方が居たので引用しました。
こういうサービスも嬉しいやね。
しかし、爺いには疲れたよ。最終のラビューに乗って心地よく爆睡。