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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「超過激本番 失神」

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「妄執、異形の人々 ?」

「超過激本番 失神」1992年 新東宝 監督:中野貴雄

東洋の魔窟と言われる女体渦巻地帯。全裸に近い女同士のレスリングを呼び物にするキャバレー「カスバ」の経営者・蛇沼は見事な肢体を持つマリを新人レスラーとして雇い入れた。そんな時、密輸業者の玄海竜からブツ入荷の一報が入り・・・。欲情渦巻くキャバレーを舞台に、とんでもない奴らが入り乱れて巻き起こす、旧新東宝映画へのオマージュに満ちた痛快アクション・ポルノ。

べたべたのピンク映画上映タイトルですが、DVDでのタイトル(脚本タイトル)は「女体渦巻地帯」
そう、一連の新東宝、石井輝男作品へオマージュを捧げた作品て事で楽しみにしてました。

低予算のピンクでオマージュって事になると、お笑い方面に走るのが手っ取り早いんでしょう。というか、これこそ中野貴雄の真骨頂なんでしょう。
それにしてもこのギャグに乗り遅れると、なんとも寒々とした気持ちになり、チープ感覚を面白がるゆとりは生まれませんでした。
ウーム、何やってんだぁ・・・思った途端にスヤスヤと眠りに落ちてしまった。
水鳥川彩の「カスバ」での海女姿と、女ターザンばりの中村京子のキャットファイト・ショーくらいまでは意識があったんだが・・・
懐かしい中村京子の迫力アマゾネスボディは似合うなぁ。

目が覚めたら、核ミサイルをめぐってのドタバタ遊戯の最中。意味まったく判らず・・・
まぁ、仕方がない。

ところが、ラストでの怪優・山本竜二の独壇場エロ・シーンを見ていると、なんとも眠ってしまったことが悔やまれ始めた。

そういえば、石井輝男監督の「女体渦巻島」も初見の時は大爆睡かましたんでした。
後にリベンジして、その魅力を堪能したんでした。

そんなところまで真似るなんて中野貴雄、恐るべし。(個人的な事じゃんか!
果たして、この作品、リベンジ機会がありますでしょうか。なかなかレンタルにも置いてなさそうです。

シネマヴェーラ渋谷

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