「犬神家の一族」1976年 東宝 監督:市川崑
日本の製薬王といわれた信州・犬神財閥の創始者、犬神佐兵衛は、自分の死後の血で血を洗う葛藤を予期したかのような不可解な遺言状を残して他界した。犬神家の顧問弁護士、古館恭三の助手、若林は、莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを予期して、金田一耕肋に助力を得るための手紙を送ったが、那須に着いた金田一と顔を合わさぬまま、何者かに毒入り煙草で殺害された。奇怪な連続殺人事件は、若林の死からその第一幕が切って落された。
TV放映で何度かながら見していた本作。まともにちゃんと見た事あったかな。謎解きにあまり興味が無いので佐清マスクや湖中逆立ちを面白がっていた。
今回2006年版を確り観てから続けざまに確り鑑賞。
キャストが圧倒的に素晴らしい。
高峰三枝子、草笛光子、島田陽子。素朴な可愛さ坂口良子、素朴なダサさ川口晶。岸田今日子樣フリークには盲目琴師匠が嬉しすぎ。
推理物であるにも関わらず、何度も何度もの鑑賞に耐え、日本映画界にも大きな影響を及ぼし、監督自ら30年の時を経てセルフリメイクするのだから、日本映画の金字塔という名に相応しい作品。
横溝正史の「斧(よき)・琴・菊」はフェリーニの「アサ・ニシ・マサ」に匹敵するぐらい音がキモティー(??)
amazonprime
2020年4月
日本の製薬王といわれた信州・犬神財閥の創始者、犬神佐兵衛は、自分の死後の血で血を洗う葛藤を予期したかのような不可解な遺言状を残して他界した。犬神家の顧問弁護士、古館恭三の助手、若林は、莫大な遺産相続にまつわる一族の不吉な争いを予期して、金田一耕肋に助力を得るための手紙を送ったが、那須に着いた金田一と顔を合わさぬまま、何者かに毒入り煙草で殺害された。奇怪な連続殺人事件は、若林の死からその第一幕が切って落された。
TV放映で何度かながら見していた本作。まともにちゃんと見た事あったかな。謎解きにあまり興味が無いので佐清マスクや湖中逆立ちを面白がっていた。
今回2006年版を確り観てから続けざまに確り鑑賞。
キャストが圧倒的に素晴らしい。
高峰三枝子、草笛光子、島田陽子。素朴な可愛さ坂口良子、素朴なダサさ川口晶。岸田今日子樣フリークには盲目琴師匠が嬉しすぎ。
推理物であるにも関わらず、何度も何度もの鑑賞に耐え、日本映画界にも大きな影響を及ぼし、監督自ら30年の時を経てセルフリメイクするのだから、日本映画の金字塔という名に相応しい作品。
横溝正史の「斧(よき)・琴・菊」はフェリーニの「アサ・ニシ・マサ」に匹敵するぐらい音がキモティー(??)
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