「十二人の怒れる男」1957年 米 監督:シドニー・ルメット
12 Angry Men
ニューヨークの裁判所。18歳の不良少年が実父殺害の容疑で裁かれようとしていた。12人の陪審員たちは評決の投票をするが、ただひとり陪審員8番だけが無罪を主張し、改めて審議が行なわれることに。それでなくても疲れきっていた11人は苛立つが、8番の説得によって次々と無罪に転じていく。はたして審議の行方は?
偶然選ばれた十二人の陪審員。会話だけでそれぞれの人物像がくっきりと浮かび上がってくる。
早く帰りたい奴、揺れる人、真面目に議論する者、差別意識。
たった一人、確信は無いが無実に挙手したヘンリー・フォンダがトイレで「皆、普通の人達だ」と呟く。
最後の男が訳あり息子を思い出し翻るのかなり温かい
この会話のやりとり、一番見せたいのは国選弁護士でしょ。彼らの気持ちも良く解るけどね。
面白かった。
DVD
2020年5月