「ティファニーで朝食を」1961年 米 監督:ブレイク・エドワーズ
Breakfast at Tiffany's
ニューヨークのアパートで猫と暮らしている娼婦ホリーは、宝石店ティファニーの前で朝食のパンを食べるのが大好き。ある日、彼女のアパートに作家志望の青年ポールが引っ越してくる。自由奔放で不思議な魅力を持つホリーに次第にひかれていくポール。ところが、テキサスからホリーの夫が彼女を連れ戻しにやって来て……。
ムーン・リバーの名画やっと見れた。配信、円盤、TVで観て来なくて良く我慢しました。
タイトルからセレブでオシャレ映画を想像していて庶民はせいぜいティファニーで朝マックだと思ったりしてたので冒頭でヘップバーンがその状態になっていて高感度上がる。
しかし、名画と言うけどヘップバーンとマンシーニに尽きるのであってラブストーリー自体はそれほどでも感。カーポティの原作はどうなんでしょう。
ヘップバーン以外の配役ではティファニー店のオジサンと図書館のオバサンが良かった。
ジョージ・ペバードの室内装飾パトロンおばさんの余裕の笑みも気持ち悪くて良い。上階の日系、ミッキー・ルーニーのユニオシのドタバタなギャグが全くお寒い。これはキャラのせい。ここだけはオシャレじゃない。日系人にする必要性が解らないけど普通にニューョーカーの変人にしてたら良かったのに。
様々なアレンジのムーン・リバー。ヘップバーンが唐突に窓際で弾語りするけどヘップバーンとマンシーニでもって名シーンになっちゃう。
お互いアパートの窓から出入りする美男美女異性のお友達がズルすぎ。
酔っ払いのヘップバーンと狂乱で暴れるヘップバーンを楽しむ。
猫は逃げたの展開。名無しの猫、重要だけど仔猫じゃないから可愛く無いんだけど最後雨でずぶ濡れになって抱えられからヘップバーンとペパードのラブシーンで終わるラスト良い。
「この部屋出るの4秒かかるけど2秒で出てって!」
女だったら一度は使ってみたいw
「女からお金もらうの得意でしょ」
逆の立場で言うのはちょっと憚られるかw
池袋新文芸坐
2024年7月