2024年8月26日、昭島市民会館にて、
記念すべき第1回世界歌自慢大会が言い出しっぺの前野健太によって開催された。
昨年、リキッドルームでカネコアヤノとの2マンを実施した前野健太の企画発想力だからかなり期待してハードルを上げて見に行ったが、流石である。期待を上回る楽しい大会となった。
柳瀬二郎は昨年のTAMAフェス以来、甫木元空は全く存じ上げなかったので少し下調べしたけど、よく解らない。Bialystocksというグループのヴォーカル。友川カズキも初、なかなかこういう機会が無いと巡り合えない。そして我らがカネコアヤノと昨年2マンの良かった前野健太という世界に誇る選りすぐった歌自慢5人
まず、緞帳が上がるとギターが5本並んでて「ウォー」と歓声が上がる。そりゃ上がるよ。
言い出しっぺ司会は前野健太。キンキラ派手な衣装で登場。友川カズキ曰く「よくそんな恰好してて自分の名前忘れませんね」がウケるなぁ。
司会の前野健太が登場する歌自慢の曲のワンフレーズを弾き語って紹介。昔の夜ヒットを思い出す趣向。
柳瀬二郎はやはりシブ兄ちゃんだし、甫木元空はその名の通り空のように澄み切った声、友川カズキは訛りに味があるし、カネコアヤノはこの日も迫力、前野健太のユーモアはルーティンだと言う事も解った(とても良い事)し、生歌。最後には春夏秋冬テーマ曲まで披露してくれた。
友川カズキ
やはり年上のミュージシャンはいいな。 佐藤寿保で知った村山槐多の出て来る「ひとりぼっちは画家になる」 俺の青春、滝沢正光が出て来る「夢のラップもういっちょう」が嬉しかった。 「ワルツ」も良かったな。 「生きてるって言ってみろ」聞きたかったけど。
前野健太の好きな食べ物を聞くスタイルはどんなものを食べてたらそんなに素晴らしい歌が歌えるんだろうという興味からって事で。
甫木元空が前野健太の「愛はボッキ」をカバーするサービスも素敵。知らない曲ばかりになるかと思ったのに。
さぁ、カネコアヤノですが、歌自慢といっても優勝とかグランプリを決めるよなダサい企画じゃないのだけど、仮にそういうのがあったら、それは私が獲るわよというような気迫を感じるパフォーマンズ。つくづく、品川教会のチケットが取れない事を残念に思う。
前野健太の誘導でいつも以上に喋る、お値打ち。前野健太の番になったら司会も。グダグダだけど新譜に話を持って行く等構成的には上手。
第2回は難しそうだけと企画を大手に売れば良い。 高校野球みたいに春のギタージャンボリー、夏の世界歌自慢になると最高なんだがw
前野健太ありがとう!
SNSで全員のセトリを上げてくださる方が居て、転載御免蒙る。
昭島市民会館
第1回世界歌自慢大会
柳瀬二郎 ~母船
母船
火祭りの踊り
遠い遠い親戚
炎天の日
フラメンコ
不滅の国
卵
甫木元空 ~夜よ
雨宿り
日々の手触り
ただで太った人生
差し色
光のあと
幸せのまわり道
愛はボっき (前野健太カバー)
夜よ
友川カズキ ~祭りの花を買いに行く
イカを買いに行く
祭りの花を買いに行く
一人ぼっちは絵描きになる
光るクレヨン
ワルツ
水には映らない
夢のラップもういっちょ
カネコアヤノ ~気分
追憶
気分
アーケード
さびしくない
朝になって夢からさめて
閃きは彼方
ごあいさつ
わたしたちへ
前野健太
夏が洗い流したらまた
いのちのよろこび
マッシソヨ・サムゲタン
スウェットにサンダル
友達じゃがまんできない
いい予感
今の時代がいちばんいいよ
SHINJUKU AVENUE
En.
18の夏
歌自慢のテーマ(春・浦木元、夏・前野、秋・カネコ、冬・柳瀬 自由参加・友川)