「宇宙戦争」(1953年) 米 監督:バイロン・ハスキン
ある夜、流星に似た火星人の宇宙船がロサンゼルス近郊に着陸した。その頃地球の各地に同様の奇怪な宇宙船が着陸し、一個の宇宙船からはすべての物体を焼く高熱光線を持つ3個の戦闘兵器が現れた。この怪奇な物体の調査を依頼された物理学者クレイトン・ウォレスター博士(ジーン・バリー)は、現場で知り合った女流科学者シルヴィア・ヴァン・ビュレン(アン・ロビンスン)とともに研究した結果、この物体が地球以外の遊星から来た強力な侵略兵器と知った。
スピルバーグのリメイクにがっかり感があったので1953年のこの作品に遡ってみました。
なにしろSFの古典ですから。後の多くのSF作品の原点になっているって事ですね。
今見ても、出演者の当時のアメリカ・ファッションと侵略火星人のトライポッドの造形の新しさに違和感を憶えるほどですから、当時、観た人たちはびっくりしたでしょうね。
総天然色も綺麗です。
ただ、映画としては退屈で、退屈で、しかたなかった。
スピルバーグ作品を酷評してしまったけれど、こうして見ると、観客の心を掴むエンターテイメントとしての巧みさは、やはり、スピルバーグだなとあらためて感心する次第。
何しろ何気なく見始めたTV放映の映画を私に最後まで見させちゃうんだから・・・。
がっかりの根源である賛否両論の落ち、だが・・・。
人類の英知を集結した科学では対処できなかったものが自然の生んだバクテリアによって決着を付けるというのは、確かに味わいのある落ちだとは思うんですけど、これはやはり納得できまへん。侵略宇宙人をぱかにするなあるよ。(何故か中国人になったあるよ)
これは原作に忠実なわけで、責任は原作者であるH.G.ウェルズですから、そっちに文句を言うべきでしょう。
SFの大御所に文句を言うなんて恐れ多いので、やめておきましょう。
子供の頃に読むべきであった、原作に当たる事は当面、無さそうです。
それより、パニックを起こしたというラジオドラマを聴いてみたい・・・、あ、英語じゃ解んねぇや。
ある夜、流星に似た火星人の宇宙船がロサンゼルス近郊に着陸した。その頃地球の各地に同様の奇怪な宇宙船が着陸し、一個の宇宙船からはすべての物体を焼く高熱光線を持つ3個の戦闘兵器が現れた。この怪奇な物体の調査を依頼された物理学者クレイトン・ウォレスター博士(ジーン・バリー)は、現場で知り合った女流科学者シルヴィア・ヴァン・ビュレン(アン・ロビンスン)とともに研究した結果、この物体が地球以外の遊星から来た強力な侵略兵器と知った。
スピルバーグのリメイクにがっかり感があったので1953年のこの作品に遡ってみました。
なにしろSFの古典ですから。後の多くのSF作品の原点になっているって事ですね。
今見ても、出演者の当時のアメリカ・ファッションと侵略火星人のトライポッドの造形の新しさに違和感を憶えるほどですから、当時、観た人たちはびっくりしたでしょうね。
総天然色も綺麗です。
ただ、映画としては退屈で、退屈で、しかたなかった。
スピルバーグ作品を酷評してしまったけれど、こうして見ると、観客の心を掴むエンターテイメントとしての巧みさは、やはり、スピルバーグだなとあらためて感心する次第。
何しろ何気なく見始めたTV放映の映画を私に最後まで見させちゃうんだから・・・。
がっかりの根源である賛否両論の落ち、だが・・・。
人類の英知を集結した科学では対処できなかったものが自然の生んだバクテリアによって決着を付けるというのは、確かに味わいのある落ちだとは思うんですけど、これはやはり納得できまへん。侵略宇宙人をぱかにするなあるよ。(何故か中国人になったあるよ)
これは原作に忠実なわけで、責任は原作者であるH.G.ウェルズですから、そっちに文句を言うべきでしょう。
SFの大御所に文句を言うなんて恐れ多いので、やめておきましょう。
子供の頃に読むべきであった、原作に当たる事は当面、無さそうです。
それより、パニックを起こしたというラジオドラマを聴いてみたい・・・、あ、英語じゃ解んねぇや。