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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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阿佐ヶ谷ジャズストリート2012

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けやきの街がジャズで染まる2日間
金曜日、阿佐ヶ谷ジャズストリート2012というイベントを覗いてきました。

阿佐ヶ谷JAZZ STREETS 2012
2012年10月26日(金)27日(土)

2008年に訪れた時は黒船レディと銀星楽団と遭遇し、以来、ご贔屓にしておりましたが、その銀星楽団も解散状態。水林さんは富山に行ってしましました。たまに東京で歌う事もあるみたいですが・・・
4年ぶりの阿佐ヶ谷ジャズストリートです。

今回は迷った挙句、パスポート購入はせずにストリート会場の演奏をちゃっかり聴いちゃおうという魂胆。場合によっては投げ銭もありだが、こちらも懐は厳しいので。

南口噴水前特説ステージ
工事が終わって駅前の特設ステージが復活。イベントの顔ですから、重要。
出演者は毎年、お馴染みさんのようです。



HIBI★Chazz-K
世界に音楽という架け橋をかける工事作業員?でしたっけ。





前回、観た時は繋ぎ服でしたが、今日は違います。ただトレードマークのヘルメットは健在。防護メガネの方も居ます。
演奏内容は工事プレートに・・・
設計:HIBIアレンジが良いね。



この日はエレピ、ドラム、ベースのゲスト参加もあり。
路上パフォーマーとして、当イベントの幕開けには絶好のグループ。
楽曲もポピュラーな物ばかり(モーニン、ルパン3世、A列車で行こう、雨に濡れても、アイ・ガッタ・リズム、スイングしなけりゃ意味ないね、ワークソング、スペイン、シング・シング・シング・・・)なので、Jazzに縁のない人もしっかり掴めそう。
彼らのコンセプトは非常に正しいと思います。








続いて北口パサージュ前
ガチでビバップを演ってくれるというので一度、見たかった竹内郁人クインテット。
こちらも、もうこの場所で10年以上出演しているそうです。



今年はゲストとして澤田一範(as.)も参加。
メンバーがセット設営しているところから眺めていましたが、開演寸前に現れたおじさんが澤田さん(大御所なんだそうです)のようです。
このおじさんが一たび、演奏を始めると、いや、カッコ良いのなんの・・・
終始、目を瞑り瞑想の趣。
アルトを吹いている時も、待機している時も絵になります。
吹奏のため紅潮してくる喉元に西日に当たって超セクスィ。
同じ白髪髭のおじさんでもこうも違いますかね。





演奏の方もツイン・アルトで、チャーリー・パーカー、サド・ジョーンス、デューク・エリントン等の曲で大満足。
やはりチャーリー・パーカーはアドリブだけでなく、良い曲作ってまんな。







ピアノはリーダーのお嫁様。
小学生の子供衆もテント内にハロウィン衣装で待機。2人は投げ銭回収の役もあるようです。
両親の熱い演奏中、テント内でおやつ食べたりDSしたり、寛ぎの中にも退屈そうな様子が微笑ましくて、面白い絵でした。

竹内郁人 as.
澤田一範 as.
竹内亜理沙 p.
小林航太郎 b.
中矢彬弘 ds.

南口に戻って
後藤輝夫「ごめんね」



何故、グループ名が「ごめんね」なのか気になるところ。
ts. g. org. ds.の編成はややポップな感じ。
どうにも、もう一度、竹内クインテットの2nd.ステージを聴きたくなり北口に戻る「ごめんね」
イベントは同時多発で行われているので選択が難しいのです。

ただ、このバンドも、じっくり見れなかったがギターの爺さんがカッコ良かったし、ドラムは写真で解りにくいですがとても小柄な女性でした。



近年、各方面での女性の進出が目立ちますが、JAZZ界も同様。今回のイベントでも多数女性アーティストが参加している。HIBIさん処のas.澤田亜矢子しかり、メンバーに紅一点は欠かせない状況とも思えるくらい。
女性といえば、翌土曜日は国民栄誉賞のレスリング吉田沙保里もパレード参加。こっちも見たかったな。

夕方になりパールセンターまで足を延ばし(思ったより遠い)矢野忠と青空ロマンス楽団。
こちらは事前にYOU TUBEで下調べしていて、その音楽性が興味深かったので期待の楽団。

http://www.youtube.com/watch?v=AKoP1t3FRNw

若き才能の発掘にも尽力されているようで・・・

http://www.youtube.com/watch?v=Xob--WOfQLE&feature=related



ケンコバ風のリーダーとサックスは森三中の真ん中を少しスマートにした感じ(ごめんね)和服の女性のベース、ネズミ系道化メイクおじさんのウォッシュ・ボードと、その出で立ちから充分音楽の方も想像できるでしょ(できないか?)今回、バケツベースは不在。メンバーは流動的なのかもしれない。
特に懐かしい曲を取り上げてくれるようだし、音楽本来の楽しさを味わえます。今後も注目です。
ただ、この会場はさすがに音響がセコいのか、矢野さんの魅力的なボイスが聴き辛い感じ。





青空ロマンス楽団の前に演奏していた、カツラマズルカと言う3人組もちょっとだけ聴けました。こちらも非常に気になります。欧州ジプシーサウンド?、チェブラーシカっぽい。クラリネットのおばさんのスイングが楽しく、あの意地悪婆さんが被りました。

http://www.youtube.com/watch?v=n7gjXY1B4ls

パールセンター近くのバラエティ会場でもカツラマズルカが聴けるというのですが、
朝からずっと屋外で、また少し風邪がぶり返してきたか、熱っぽい。日高屋で餃子食って帰っちゃいました。


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