「フランケン・ウィニー」1984　ビデオ

「フランケン・ウィニー」1984年　米　監督：ティム・バートン

カリフォルニアの郊外に住むフランケンシュタイン家の一人息子、ヴィクターは、ある日愛犬のスパーキーを自動車事故で亡くしてしまう。悲しみに暮れていた時、学校の化学の授業で、担任が、電流でカエルを蘇生させるのを見て、ヴィクターはスパーキーを生き返らせられると確信する。墓地からスパーキーを掘り返すと、両親に内緒で自宅の屋根裏部屋でスパーキーの蘇生実験を開始。嵐の落雷によって、見事生き返ったスパーキーだが･･･

12月15日に3D長編アニメとして公開されるティム・バートンの「フランケン・ウィニー」は義務として観に行かなければならないと思い、久しぶりに1984年の実写版を鑑賞しようと「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のDVDを出してきたのだけれど、メニュー画面に「フランケン・ウィニー」が無いではありませんか。
そうか、併録されていたのはDVD購入以前に楽しんでいたVHSビデオの方だったか。
すごく好きな作品だったのでDVDで買い直していたのだ。
ところが、これがまた、現在VHSデッキが壊れていて見る事ができない。（我が家の家電はよく壊れるのです）

1984年「フランケン・ウィニー」はティム・バートンの原点とも言える初期作品で、まだ、この監督の事を良く知らなかった頃、（「シザー・ハンズ」は観てました）「ナイトメア」に続いて観て、一気にティム・バートンの世界が気に入ってしまったという曰くつきの作品。

異形の物への偏愛と、それを排除しようとする街の人々。

スパーキーにブラテリア犬を持ってきたセンスも最高ですよね。白面のブラテリアなら、尚間抜け感が増して良かったのですが･･･
飼い犬には興味ありませんが、スパーキーが愛らしくてね。

フラン犬となって首のボルトがバチバチとなるアニメ効果も大好きだけれど、冒頭で天才マッド・サイエンティストの卵・ビクターが制作したスパーキー主演映画での、怪物装飾を施されたスパーキーもナイスですよ。

予算と制作時間があれば充分、長編へ発展しただろうと監督も言う原点作品の長編３D
アニメ化。物語がどのように膨らんでいるのか？仮に期待を裏切られる出来だったとしてもこれは行かねばね。

Hero-Nを誘ってみたら、是非観たいと･･･
良かった。断られた場合、単独での鑑賞はちょっと荷でしたから･･･

1984年実写版同時上映って話は･･･無いよね？同じ内容だもの。

フランケン・ウィニー　3D・2D同時公開