「映画史上の名作8」
「夕陽特急」1936年 米 監督:W・S・ヴァン・ダイク二世
原題:After The Thin Man
「影なき男」事件解決後、サンフランシスコに帰ったニックと愛妻ノラを待っていたのは、ノラの従妹・セルマからの相談だった。二人は行方不明になったセルマの夫の行方を追うのだが・・・。
ニックとノラのシリーズ第2作目、流石シネマヴェーラさん、「影なき男」が楽しかったので他のシリーズも観たいと思ったもんだが、ちゃんと期待に応えて字幕を付けてくださいました。(エンドロール後、字幕寄付の方の名前が出るのですが、寄付がたったの1名だけにも関わらず)
外国人俳優による登場人物の多い推理物という、ただでさえ面倒くさいストーリーなのに前半ウトウト眠っしまった箇所があり、とてもじゃないが内容について行けない。
でも心配ご無用、私にとって本シリーズの推理展開は付け足しでしかありませんから。
ニック(ウィリアム・パウエル)とノラ(マーナ・ロイ)の仲睦まじいオシャレでユーモアのあるやりとりを見ているだけで幸せな気分になれるコメディ要素。
探偵稼業を引退して逆タマとなり嫁の財産を管理する事となったニックですがそうはさせてくれない。今回は嫁の親戚内で起こったゴタゴタ事件。その中で叔母さんなる女傑のキャラが強烈。管理人らしき爺いもいい演技してたな。
今回も珍活躍するのが愛犬のアスタ。
ニックが夜中、ノラに促されてハムエッグを作っているキッチンの窓から事件解決の糸口となると思われる手紙付きの石が投げ入れられると、石を遊び道具と思い咥えて逃げ回るアスタ。ついには、手紙の肝心な部分を食ってしまい、重要な手掛かりをご主人様の推理を必要とさせる展開にしてしまうナイスな演技。ノラに叱られるアスタが可愛い。
本作ではアスタも番い、つまり奥さんが居て、こちらの仲睦まじさもご主人様同様です。
若きジェームズ・スチュワートはデビュー間もない頃、長身で気弱そうな感じだけれど・・・
ダシール・ハメットの違った側面。なんだかこっちの方が私は好きかもしれない。
次は「第三の影」お願いします。
シネマヴェーラ渋谷
「夕陽特急」1936年 米 監督:W・S・ヴァン・ダイク二世
原題:After The Thin Man
「影なき男」事件解決後、サンフランシスコに帰ったニックと愛妻ノラを待っていたのは、ノラの従妹・セルマからの相談だった。二人は行方不明になったセルマの夫の行方を追うのだが・・・。
ニックとノラのシリーズ第2作目、流石シネマヴェーラさん、「影なき男」が楽しかったので他のシリーズも観たいと思ったもんだが、ちゃんと期待に応えて字幕を付けてくださいました。(エンドロール後、字幕寄付の方の名前が出るのですが、寄付がたったの1名だけにも関わらず)
外国人俳優による登場人物の多い推理物という、ただでさえ面倒くさいストーリーなのに前半ウトウト眠っしまった箇所があり、とてもじゃないが内容について行けない。
でも心配ご無用、私にとって本シリーズの推理展開は付け足しでしかありませんから。
ニック(ウィリアム・パウエル)とノラ(マーナ・ロイ)の仲睦まじいオシャレでユーモアのあるやりとりを見ているだけで幸せな気分になれるコメディ要素。
探偵稼業を引退して逆タマとなり嫁の財産を管理する事となったニックですがそうはさせてくれない。今回は嫁の親戚内で起こったゴタゴタ事件。その中で叔母さんなる女傑のキャラが強烈。管理人らしき爺いもいい演技してたな。
今回も珍活躍するのが愛犬のアスタ。
ニックが夜中、ノラに促されてハムエッグを作っているキッチンの窓から事件解決の糸口となると思われる手紙付きの石が投げ入れられると、石を遊び道具と思い咥えて逃げ回るアスタ。ついには、手紙の肝心な部分を食ってしまい、重要な手掛かりをご主人様の推理を必要とさせる展開にしてしまうナイスな演技。ノラに叱られるアスタが可愛い。
本作ではアスタも番い、つまり奥さんが居て、こちらの仲睦まじさもご主人様同様です。
若きジェームズ・スチュワートはデビュー間もない頃、長身で気弱そうな感じだけれど・・・
ダシール・ハメットの違った側面。なんだかこっちの方が私は好きかもしれない。
次は「第三の影」お願いします。
シネマヴェーラ渋谷