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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「おしゃれ大作戦」

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「女優とモード 美の競演」

「おしゃれ大作戦」1976年 東宝 監督:古沢憲吾

「忠臣蔵」を下敷きに洋裁学院乗っ取りに抵抗する講師と生徒たちの奮闘を描くコメディ。

浅野文化ドレメ学院。父から学院を譲り受けた浅野多恵子と夫、卓郎。吉良商事の社長・吉良豪蔵は五年前に学院のピンチを救ってからは、事実上の経営者のように振舞っていた。そして、美しい浅野院長を狙い、やがては、学院をも乗っ取ろうと考えていた。国際ファッション・フェスティバルのスポンサーたちに、裏から手を廻して資金を絶ち、とうとう学院は吉良のものに……。大石由里子講師を中心に、学院の女四十七士は秘かに連判状を作り名前の下にキスマークを付け、復讐を誓った。

何の事はないコメディで取り立てて秀逸な笑いやギャグがあるわけではないけれど、当時の週刊誌グラビアを賑わしたお姉ちゃんたちがスパイ活動やらプレイガールばりに奮闘する様は観ていて懐かしくも嬉しい心持ちになるね。

大石講師の由美かおるには毅然とした美しさがあり、他に岡崎友紀、ホーン・ユキ、長谷直美、児島美ゆき、に牧れい、杉本美樹、関根世津子、本田みちこ・・・
子供の頃、沢田雅美と岡本信人の出るTVドラマがどうにも好きになれなかったが、ここでのキャラは楽しめました。

中でも児島美ゆき、ホーン・ユキ。洋服の上からですが巨乳も拝めましたし・・・。
杉本美樹がここに入り地味に仲居に扮したりしているのも面白い。
さらに、おしゃれ大作戦というだけあって、由美かおる、岡崎友紀などのファッションも楽しめる。

クライマックスでは白黒の赤穂浪士デザインのドレスで討ち入りする。

岸ゆき、伊藤一葉、など、当時の微妙な位置づけのタレントさんの出演で懐かしさも増す。

八代亜紀が大石先生の友人と言うことで実名歌手で出演。クラブで酔客の小島三児に「トルコで会ったか?」とからまれるも軽くあしらう様がカッコ良い。

八代亜紀はともかく、水前寺清子のワン・ステージって何だったんだろう。

神保町シアター

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