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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「可愛い花」

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「素晴らしき哉、SHOWBIZ人生!」

「可愛い花」1959年 日活 監督:井田探

幼い頃離ればなれになった可憐なふたごの姉妹が再会し、デュエット・コンビとして華々しく世に出ていく──。ザ・ピーナッツの同名ヒット曲をもとにした明朗歌謡篇。エミ&ユミが息のぴったりあった歌声を聞かせてくれる。

うわぁ、やっぱ、ザ・ピーナッツええわ〜
ザ・ピーナッツの映画というとすぐモスラが浮かんでくるが、こんな素敵な小品があったんですね。
当時の歌謡映画というのは侮れないですね。49分と短いのも良い。

ベルマン化粧品の女社長、しずえ(相馬千恵子)の娘ユミは流行歌手を夢見て家出。
ミサイルレコードには往年の流行歌手竹下竜一(松下達夫)が歌手志望の娘エミをオーディションに連れてくる。
ユミとエミが初めて出会う。2人は女社長と竹下竜一の間に生まれた双子で、両親が別れたため離ればなれに暮らしていたのだ。
ミサイルレコードのディレクター岡本信一(岡田真澄)と彼の妻でもある興信所調査員ミヤ(白木マリ)。
しずえと竜一、信一とミヤがそれぞれ「女房の助手なんか死んでもなるもんか」と意地を張っている。
男よりも稼ぎのあるキャリアな女房。
オープニングのファッションイラストといい、実にモダン。

エミとユミの芋姉ちゃんぶりがまた良いんですよね。
オーディションでお互い譲り合いながらも「情熱の花」を歌い出すと、岡本ディレクター始め周囲が驚く。
1+1が3にも5にもなる瞬間。
スクリーンを見ているこっちも鳥肌が立つ。
バックの男性コーラスの「バッテュワリウラ」がなくてピアノ伴奏だけで聴く「情熱の花」もいいです。




YOU TUBE、残念ながら冒頭の「ララララー」が入ってない。2人が譲り合う所から入れて欲しかったな。

ザ・ピーナッツはベストアルバムをカセット・テープに録ってあるだけだけど、これはCD買っちゃいましょうよ。

ザ・ピーナッツ 可愛い花

平尾昌晃の歌も聞けます。彼はミヤに頼まれた事を実行すべくとんでもないペテンを仕掛けます。

冒頭いきなりフランス語の藤村有弘が登場して笑いをとるんだけど、後半に出番が無かったのが残念。

この映画、何度でも観たいです。



【訃報】ザ・ピーナッツ伊藤エミさん

マイ・ファニー・バレンタイン

ラピュタ阿佐ヶ谷

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