外套・鼻 (講談社文芸文庫)ニコライ ゴーゴリ講談社発売日:1999-02ブクログでレビューを見る»
落語調に新訳された光文堂版を読んだ際、読む比べしてみようかと思いつつ時が経ち・・・。
もはや記憶もほとんどなく、読み比べにならない。
今回は表題の「外套」「鼻」ではなく未読の「狂人日記」と「ヴィイ」が目当て。
映画「妖婆 死棺の呪い」の原作、映画を観る前にゴーゴリの原作を読んでおこうという魂胆。
「ヴィイ」は民間の伝承をそのまま伝えると断りがある。
いたってオーソドックスな怪奇小説で、他のゴーゴリ作品とはちょっと趣が違うようだ。
それでも散りばめられたユーモアは健在で、特にラストの落ちのようなものはナイスですね。
ヴィイという妖怪を文章から想像するわけだが、果たして映画でどのように具現化されているのか、楽しみに。
「狂人日記」は今となっては珍しくもない、精神病院に入れられた九等官アクセンチイの日記という形式だが、面白かった。
日に日に狂っていく。何処からか狂い始めたのか、いつの間にか、気が付くともう大変な事になっている。
「外套」「鼻」の再読は無期延期って事で、一旦本棚へ・・・。
落語調に新訳された光文堂版を読んだ際、読む比べしてみようかと思いつつ時が経ち・・・。
もはや記憶もほとんどなく、読み比べにならない。
今回は表題の「外套」「鼻」ではなく未読の「狂人日記」と「ヴィイ」が目当て。
映画「妖婆 死棺の呪い」の原作、映画を観る前にゴーゴリの原作を読んでおこうという魂胆。
「ヴィイ」は民間の伝承をそのまま伝えると断りがある。
いたってオーソドックスな怪奇小説で、他のゴーゴリ作品とはちょっと趣が違うようだ。
それでも散りばめられたユーモアは健在で、特にラストの落ちのようなものはナイスですね。
ヴィイという妖怪を文章から想像するわけだが、果たして映画でどのように具現化されているのか、楽しみに。
「狂人日記」は今となっては珍しくもない、精神病院に入れられた九等官アクセンチイの日記という形式だが、面白かった。
日に日に狂っていく。何処からか狂い始めたのか、いつの間にか、気が付くともう大変な事になっている。
「外套」「鼻」の再読は無期延期って事で、一旦本棚へ・・・。