「ド・有頂天ラブホテル 今夜も、満員御礼」 エクセス 監督:松岡邦彦
ラブホテルの一室、激しく絡み合う男と女。女は現市長の幸枝、男はその部下、いわゆる不倫の関係だった。その同じ頃、ラブホテルのオーナー木島は愛人を連れてホテルにやって来た。木島は隠撮をするため、このホテルには隠しカメラを仕掛けていたのだ。そんな話をしながら部屋で絡み合う木島と愛人、さらにはベッドメイク係の房子にも金を渡し、3Pまでする始末。あくる日、ホテルの一室で片付けをする房子。すると、ゴミ箱から一枚のDVDを見つける。そして、何気にDVDを再生すると、そこに映し出されたのは、現市長の幸絵の痴態だった…。
タイトルからも解るようにこれは三谷某の作品のパロディーって事になる。オマージュなんてものじゃないでしょう、人気作の便乗ピンク。
しかし、これが案外面白いのですよ。
本家はTVCMでしか観ていないのでこいういう事は言えないんだけど「本家よりこっちの方が面白いよ」と言ってしまいたくなる程です。
ピンク映画が陥りがちの間延びしたセックスシーンで眠気を誘うという失態も無く、面白い脚本をテンポ良く運んでくれる。
お目当て作品じゃなかったけど、これはめっけもんでしたね。
ピンクだから舞台はラブホテル。
話の設定から必然熟女ピンクと言う事になる。そちらの嗜好が無い場合は矢藤あきという子1人に頼らざるを得ないのは厳しいかもしれないけど、嗜好が合えばかなり楽しめるはず。もちろん当方はドンピシャ。
若めの熟女に葉月蛍。男に貢ぐためデリヘルやってる中学教師。相変わらずエロい。
主演は、出ました小川はるみおばさん。ラブホのパートでベッドメイク。貧乏くさい風貌が役にドンピシャ。年下の同僚(持田さつき)にいつも叱られてる愚図っぷり。
ニートの息子に小遣いせびられてます。(息子には高級ホテルで働いている事にしている様子)
小川はるみさん、美人でもグラマーでも無く、ピンク女優としてどうなのかと心配になるのですが、いざ、濡れ場になると堂々としたもので、庶民的風貌が効奏して妙にエロいのであります。作品が限られるかもしれないけど、もっと出演の増えて欲しい女優さん。
市長役のしのざきさとみの大熟女ぶりがまた凄い。
酒焼けのような声でベッド上でパンツ見せながら迫ってくる図など、ほとんどオエーッてなもんですが、貫禄充分。
やはり脚本が良いのでしょうね、(脚本:今西守)
盗撮ビデオを発見したために
ラブホのベッドメイク係は社長に
市長はスキャンダルから熟女ホテトル嬢に
中学の先生はホテトル嬢
ゼネコンの愛人は弁護士の愛人に
結末で立場が一変する中、威張っていた持田さつきだけは今もホテル従業員・・・
ラブホテルをめぐる群像エロス。傑作でした。
シネロマン池袋
ラブホテルの一室、激しく絡み合う男と女。女は現市長の幸枝、男はその部下、いわゆる不倫の関係だった。その同じ頃、ラブホテルのオーナー木島は愛人を連れてホテルにやって来た。木島は隠撮をするため、このホテルには隠しカメラを仕掛けていたのだ。そんな話をしながら部屋で絡み合う木島と愛人、さらにはベッドメイク係の房子にも金を渡し、3Pまでする始末。あくる日、ホテルの一室で片付けをする房子。すると、ゴミ箱から一枚のDVDを見つける。そして、何気にDVDを再生すると、そこに映し出されたのは、現市長の幸絵の痴態だった…。
タイトルからも解るようにこれは三谷某の作品のパロディーって事になる。オマージュなんてものじゃないでしょう、人気作の便乗ピンク。
しかし、これが案外面白いのですよ。
本家はTVCMでしか観ていないのでこいういう事は言えないんだけど「本家よりこっちの方が面白いよ」と言ってしまいたくなる程です。
ピンク映画が陥りがちの間延びしたセックスシーンで眠気を誘うという失態も無く、面白い脚本をテンポ良く運んでくれる。
お目当て作品じゃなかったけど、これはめっけもんでしたね。
ピンクだから舞台はラブホテル。
話の設定から必然熟女ピンクと言う事になる。そちらの嗜好が無い場合は矢藤あきという子1人に頼らざるを得ないのは厳しいかもしれないけど、嗜好が合えばかなり楽しめるはず。もちろん当方はドンピシャ。
若めの熟女に葉月蛍。男に貢ぐためデリヘルやってる中学教師。相変わらずエロい。
主演は、出ました小川はるみおばさん。ラブホのパートでベッドメイク。貧乏くさい風貌が役にドンピシャ。年下の同僚(持田さつき)にいつも叱られてる愚図っぷり。
ニートの息子に小遣いせびられてます。(息子には高級ホテルで働いている事にしている様子)
小川はるみさん、美人でもグラマーでも無く、ピンク女優としてどうなのかと心配になるのですが、いざ、濡れ場になると堂々としたもので、庶民的風貌が効奏して妙にエロいのであります。作品が限られるかもしれないけど、もっと出演の増えて欲しい女優さん。
市長役のしのざきさとみの大熟女ぶりがまた凄い。
酒焼けのような声でベッド上でパンツ見せながら迫ってくる図など、ほとんどオエーッてなもんですが、貫禄充分。
やはり脚本が良いのでしょうね、(脚本:今西守)
盗撮ビデオを発見したために
ラブホのベッドメイク係は社長に
市長はスキャンダルから熟女ホテトル嬢に
中学の先生はホテトル嬢
ゼネコンの愛人は弁護士の愛人に
結末で立場が一変する中、威張っていた持田さつきだけは今もホテル従業員・・・
ラブホテルをめぐる群像エロス。傑作でした。
シネロマン池袋